番組審議会

平成25年4月度 第260回 放送番組審議会報告

エフエム山陰では放送をお聴きの皆様により良い番組をお届けすることを目的に『放送番組審議会』を設置し定期的に会合を開いております。当審議会では毎月一つの番組を指定し、番組の向上を目的にした意見交換を行っています。

『第260回 放送番組審議会』は平成25年4月18日(木曜日)、松江市殿町の『エフエム山陰本社』で開催されました。出席者は、白上信秀副委員長 はじめ5名でした。今回は、3月31日(日曜日)午後7時00分から7時55分まで放送した『島根県自殺予防普及啓発事業こころのうたキャンペーン自殺予防FMラジオ特別番組「日本一心のあったかい県。島根県を目指して」』の番組合評でした。

審議委員の方々の、主な意見は次の通りです。

  • 全体的に落ち着いたトーンで、稲田さんの語りも良かった。
  • 「100文字で伝えるありがとう」のショートレターを聞いて、涙が出た。
  • リスナーはショートレターを聞いて温かい気持ちになる反面、今孤独で自殺しようとしている人がショートレターを聞いた時、自分にはそんな事を言ってくれる人がいないと、よけいに孤独に思うのではないかという事も感じた。
  • 曲と手紙だけを紹介するのではなく、自殺をした人達の苦しみ、残された人達の困難などの声を取り上げても良かったと思う。
  • 「島根いのちの電話」「心と体の相談センター」の方々のお話は、現場の声なので説得力があった。
  • 番組で流れた曲は聞いていると落ち込んでしまう曲だった。明るく前向きになれる元気な曲が良かったのではないか。
  • 自殺や自死など、普段あまり自分が思わない事に興味を持った事は、それ自体啓発の一環になっているのではないかと思った。

などでした。

エフエム山陰ではご意見を参考に、より一層放送番組の向上に努めてまいります。