番組審議会

平成23年1月度 第238回 放送番組審議会報告

エフエム山陰では放送をお聴きの皆様により良い番組をお届けすることを目的に『放送番組審議会』を設置し定期的に会合を開いております。
当審議会では毎月一つの番組を指定し、番組の向上を目的にした意見交換を行っています。

『第238回 放送番組審議会』は平成23年1月20日(木曜日)、松江市殿町の『エフエム山陰本社』で開催されました。
出席者は、徳持委員長はじめ6名でした。
今回は、1月1日(土曜日)午前9時30分から9時55分まで放送したJFN制作番組『Sound Library ~ 世界にひとつだけの本 ~ 』の番組合評でした。

審議委員の方々の、主な意見は次の通りです。

  • スローな朗読というイメージで聴いたため、急にアップテンポな曲が入ってくるとギャップを感じ、違和感を覚えた。選曲が偏っているような印象を受けた。
  • パーソナリティは朗読が上手い。ゆったりとした声と語りの調子が非常に癒される。
  • 番組内容の状況設定において、『彼女の「人生」は、何処にでもある、ごく普通の「人生」。』とあるが、「人生」とするのは拙いのではないか。せめて、「日常」に変えるなど一考を要する。
  • 構成上、間に入れていく箸休めの曲は、音楽的には非常に好きな音楽であった。
  • 謳ってあるキャッチフレーズと内容とが少し食い違いがあり、大げさ過ぎるのではないか。
  • 行間を読める朗読は最高である。番組内容、選曲の関連が読み取れ、深くて素晴らしい。
  • 素敵な言葉を使っている。ラジオで静かに語りを聴くと頭の中のイマジネーションが次から次と湧いてくる。
  • あまりにもスロー過ぎて、言葉と言葉の距離が在り過ぎ、物語の状況が読めなかった。
  • 選曲は、バラード調のインストゥルメンタルな曲が合うのではないか。

などでした。

エフエム山陰ではご意見を参考に、より一層放送番組の向上に努めてまいります。