角秀一ダイアリー

バシッ!欧米か!

僕も世界史習ったっけ。日本史は確かに習ったんだけどなあ。必修科目だったんだ。世界史って人の名前を覚えるのが嫌だったよなあ。長いカタカナだもんね。でもこれから履修する高校3年生は大変だよね。もっと大変なのは世界史の先生だけど。卒業までに授業数が急激に増えるんじゃないかな。先生が足らなくて助っ人に他の科目の先生が登場なんてあるかもね。僕の高校時代、数学の時間に国語の先生が社会を教えてくれたことがあったけど、なんか不思議だった。受験生の皆さん、いろんなことがあるけど、これから風邪のシーズン、温かいうどんでも食べて頑張ってね。(バシッ!どん兵衛か!)

≪角秀一の読まずに死ねるかのコーナー⑤≫
【続・嫌われ松子の一生 ゴールデンデイズ/山田宗樹著/幻冬舎】
原作がベストセラーとなり、物凄い演出で180度イメージを変えた映画がヒットし、今度はTVドラマにもなった作品。ぜひ原作を読んでください。徹夜本になるほどハマリました。ドロドロですけど。その続編がこれ。松子の甥の川尻笙君と彼の彼女のその後の物語です。といっても前作とは全然関係がなく、前作を読まない人でも楽しめます
。こちらは爽やかな青春小説で、少し胸が痛いかな。
☆☆☆☆

昔ほど腰が動かない

携帯が鳴っている?と思ったら鈴虫でした。秋が深まっています。
さて、先日松江でDISCOイベントに行ってきました。80’sガンガン。ナイトフィーヴァー♪ナイトフィーヴァー♪流れまくりです。都会では30代40代を中心に1000人規模のお店が満員なんだそうです。大人は元気です。さすが20年以上もエイティーズを聴いていると確かに飽きるのですが、小林克也やマイコー富岡で育った僕達にとっては青春ソングなのです。いや青春ダンスなのです。時空を越えた今・・・踊れません。

≪角秀一の読まずに死ねるかのコーナー④≫
【風味絶佳/山田詠美著/文藝春秋】
2005年「本の雑誌」ナンバー1になっていなかったら読まなかっただろうなあ。まさか映画になるとはねえ。しかも彼女の作品にして柳楽優弥&沢尻えりかだもんなあ。
主題歌がオアシスだもんなあ。原作は6編からなる短編でかつ繋がっているラヴストーリー。今までの彼女の作品とはガラリと違います。☆

ケータイ

10月24日から携帯番号ポータビリティが始まります。携帯電話会社を変えても番号はそのままでいいんですね。一方で人気のある番号が売買されているそうです。覚えやすい番号は確かにいいかもね。08110105(俺はいい男)とかね。これは番号負けと言われるかもしれないけど。まだ携帯が普及していなかった学生時代、下宿の電話番号の下4桁が5623で「ゴムフミ」と覚えてもらっていたんだけど、ある日、かけてくるはずの友人から何の連絡もなかったんです。友人は「ムギフミ」と覚えていて「ギ」が何番なのか悩み続けていたそうです。
これは高校生から聞いた話なんだけど。教室で誰かのケータイのバイブ音が鳴ったんだって、もちろん持ち込み禁止らしんだけど。その瞬間先生にばれないよう、周りの生徒が持ち主を庇おうとして皆で机をガタガタ鳴らし始めたんだって。すごい集団防衛だよね。教室で「着信アリ」が「ポルターガイスト」を引き起こしているんだから。

≪角秀一の読まずに死ねるかのコーナー③≫
【空を飛ぶ恋/新潮文庫】
「もしもし、いま何してる?」ということで、ケータイがつなぐ28編の物語です。よくもまあこれだけのビッグネームの作家を集めたものです。28人の人気作家によるホットな物語です。☆☆

シャワーヘッド

今年はいつまでこんな暑い日が続くんだろう。で、休みの日に庭でシャワーで遊んでみました。散水用のシャワーヘッドが壊れていたのでホームセンターで新品を買ってきてホースに取り付け、暫く様々な放水をやってみたのです。シャワーヘッドには何種類もの水流が作れるんだからね。ミスト。霧状なんですが、欲求不満の水が少しづつ放出を許された状態のようなもの。わかった人は耳の下が痛くなるよ。ストレート。痛い。水でも鉄板が切れるという意味がわかりました。体に当てるのはやめましょう。ストレートの次はスライダー。はありませんでした。的確な散水ができないからね。握ると水が出て、放すと止まる。セルフのガソリンを入れる人にはもうお馴染みの感覚。結局シャワーモードにして木々に水を遣りました。もちろん虹まで見えちゃいました。

≪角秀一の読まずに死ねるか②≫
【カラフル/森絵都著/理論社】
児童文学出身の著者が大人の世界を描いて今回の直木賞を受賞しましたが、この作品は彼女の過渡期に描かれた秀作です。死んだはずの「僕」の魂に天使が舞い降りた。中学3年生の主人公の家族や学校を舞台に成長を描いた作品です。森絵都の「永遠の出口」という作品が僕は大好きなのですが、この作品もオススメです。

高校野球

引き分け再試合となった今年の甲子園は早稲田実業が初優勝を飾りました。プロ野球低迷と呼ばれて久しい昨今、今年の高校野球は私達に新鮮な感動を与えてくれましたね。去年の夏、控え投手としてマウンドに立った田中将大投手は銀縁メガネの純朴な高校生でしたが、今年の彼は周囲の持ち上げるような声にも達観した表情で、ずっと大人っぽく見えました。荒木大輔超えを果たした早実の斎藤投手と共に未来のプロ野球を背負っていくのでしょう。30年後は一方がチーム監督、一方が解説者なんていう構図もあるかも知れません。一番の三谷君なんか解説者としていいキャラしてると思いますが。幼い頃は高校球児は偉大なお兄さんでした。それがいつのまにか年下になり、それがショックだった記憶があります。でもその親の年を越してしまったような・・。ま、いいか。一昨年、初優勝を遂げた駒大苫小牧ナインを乗せた飛行機の中で「乗客の皆様にお知らせします。今、真紅の大優勝旗も津軽海峡を越えました。」との機長アナウンス。明日はどんな言葉が海峡越えで流れるのでしょうか。
≪角秀一の読まずに死ねるかのコーナー①≫
【ガール/奥田英朗著/講談社】去年「空中ブランコ」で直木賞を受賞した著者の新作です。それぞれ30代OLを主人公にした5つの作品集です。中間管理職、子育て、結婚といった働く女性の悩みをベースにしていながら、読者になんとも元気を与えてくれる作品なのです。☆☆☆

思わず「うまいじゃん」って言わせたい

今、何が食べたい?僕の机の上にはクッキーやら饅頭やら絶えず何かが置いてあるんですよ。誰かからのお土産なんだけどね。男性って基本的にお菓子食べないんだよね。例外の人もいると思うけど。だから配られても食べないままのお菓子が溢れてくるわけ。じゃあ、角は何が食べたいんだというと、鶏が食べたいのです。は?いやまじで。大山地鶏ピヨって知ってる?鳥取県は全国6位の鶏生産県なんだけど、このピヨは県内生産量の1%しか生産されていない非常に貴重な、つまりものすごくおいしい鶏肉なんですよ。今東京の飲食店から注目されていて問い合わせも多いそうなんですね。国内には名古屋コーチンとか最近では徳島の阿波尾鶏とか秋田の比内鶏とか岩手の南部地鶏とかブランドチキンはたくさんあるんだけど、僕はピヨが一番おいしいと思っているんですよ。食べ方は唐揚げなんてもったいない。湯引きです。ササミを湯通ししてポン酢で食べるだけ。かしわ飯にしてもいい。これは日本食の最高傑作です。もう一つ山陰の最高傑作は隠岐牛。先日市場で松坂牛と同等の評価を受けたと報じられたよね。隠岐牛のタンをデミグラスソースで煮込んで食べさせてもらったことがあるけど、めちゃくちゃうまかった!山陰に住んでいてこんなにおしいものがあるということは幸せじゃないかい?
ぜひ食べてみてね。

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