7月6日 ~吉田ふるさと村と山陰観光開発 株式会社~
まちあるき | 2013年7月6日
今週のしまねGO!LAND!!いかがでしたか?
今週番組でお伝えしたのは
吉田ふるさと村と山陰観光開発 株式会社でした。
◆◆◇◇◆◇ 吉田ふるさと村 ◆◇◇◆◆
今回、楽しいバスツアー『ヤマタノオロチ伝承バスツアー』が
あるということで、こしょーと大地で島根県雲南市にや行って来ました!!
今回お話をしてくださったのは、ガイドの藤原嘉樹さんです。
さすがガイドさん!とても歴史に詳しく、たくさんのことを教えていただきました!
藤原さんありがとうございました。
今回の『ヤマタノオロチ伝承バスツアー』なんですが
怖そうな名前のツアーですよね(^-^)
でも実はそんなことはないんです!!!
どんなバスツアーかというと・・・
「古事記」や「出雲国風土記」に記載されていて、
島根県雲南市に点在する「印瀬の壺神」、「天が淵」や
ヤマタノオロチやスサノオノミコト、神々の伝承地を地元観光ガイドと共に巡るツアーです。
ではここで『ヤマタノオロチ伝承バスツアー』で巡る場所を紹介していきます!
バスの乗車場所
●出雲縁結び空港 → JR宍道駅 → JR木次駅
巡る場所
①八俣大蛇公園
天上界を追われたスサノオは、斐伊川の川上から流れてきた箸を見つけ
人が住んでいることを知った場所と伝えられています。
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②印瀬の壺神(八口神社)
オロチを退治する為に醸した「八塩折の酒」を入れた
八つの壺のうちの一つであると伝えられ「壺神さん」として祀られています。
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③天が淵
オロチの住処であると言われ、古い書物には
「八色の雲気、常にこの淵に起こっている」と書かれています。
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④温泉神社
境内にアシナヅチとテナヅチを祀る神陵「二神岩」の
遥拝所があります。
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⑤昼食 清嵐荘
風土記の時代より漆仁の薬湯と呼ばれ、出雲湯村温泉に所在する
清嵐荘の特製「稲田姫弁当(地元の食材が使われています。)」が堪能できます。
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⑥尾留大明神
スサノオがオロチを倒さんとオロチの体を斬り進め、この地で尾を切り開き
天業雲剣を得たと伝えられています。
↓
⑦八口神社
酔ったオロチが枕草山を枕に伏せっている時に矢を放った場所。
またトドメを刺した場所とも伝えられています。
↓
⑧休憩 道の駅さくらの里きすき
多様品が揃えるショップの他に、外部の「たんびにきて家」では
新鮮な産直品や雲南名物「焼サバ」等を購入できます。
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⑨八本杉
スサノオが、退治したオロチが再び生き返らない様の8つ頭を埋め
その上に杉を植えたと伝えられています。
↓
・・・と、とっても内容盛りだくさんのバスツアーが終わり、
バスの降車場所は
JR木次駅 → JR宍道駅 → 出雲縁結び空港
たくさんの場所に行きそのスポットの
伝承を見て!聞いて!目でも耳でも楽しめて元気になれそうなツアーですね(^-^)
そして今回、お話をしてくださった藤原さんに
『ヤマタノオロチ伝承バスツアー』で巡る2つのスポットを案内してもらいました!!
最初に案内してもらったスポットは・・・
このバスツアーのスタート地点でもある
「八俣大蛇公園」
ここはヤマタノオロチとスサノオノミコトが
対決している石碑がと
箸拾いの石碑が設けられてます。
まず箸拾いの石碑を紹介してもらいました(^-^)
この石碑が箸拾いの石碑です!
これはスサノオノミコトがお箸を見つけ、ここが伝承のスタート地点ですよという証で設けられたんです。
大地が食べられそうになっているのが
ヤマタノオロチの石碑です。
この石碑の口に頭を向けると災いなどを
落としてもらえると伝えられていて触るだけでも
パワーをもらえるんですよ~
とても迫力のある石碑でした。
この石碑はスサノオノミコトの石碑です!
スサノオがもっている剣はヤマタノオロチを
退治した剣だと伝えられていて
この剣はヤマタノオロチの尾から出てきた物
とも伝えれています。
たくさんの伝承がありいっぱいのパワーがもらえる場所でした!!
そして次に案内してもらったのは「印瀬の壺神(八口神社)」
バスツアーでは2つめに巡る場所の一つです!!
ここには「八塩折の酒」を盛った壺の1つがある場所です!
山の奥に位置していて
この奥に続くなが~い階段を上がって印瀬の壺神を見に行ってきました(^-^)
やっとのことで階段を上り階段の先にあったのは・・・
印瀬の壺神と八口神社の歴史などが記載されている文書が掲示されていました!
こちらが八口神社です。
ここで一回参拝をしてから隣にある印瀬の壺神へ・・・
ここの壺神はヤマタノオロチに飲ませる
「八塩折の酒」の八つ作ったうちの
一つがここの壺神に祀られているんです。
他にも藤原さんが言っていたんですが
「この壺は触ってはいけない!」
触ると天災が起きると言い伝えがあるそうです。
ちょっと怖いですね(;O;)
このヤマタノオロチに飲ませるために作った「八塩折の酒」とは
古事記のなかに出てくるとても強いお酒でここの印瀬の壺神がある地区では
濁酒を作ってお供えをする風習があったそうです。
こんなに詳しく教えてくださるバスガイドさんがいるなんて最高ですよね!!!
ヤマタノオロチやスサノオノミコトのことについて
学んでからならもっと楽しめそうですよね☆
この2つの伝承地を巡るだけでも内容が盛りたくさんなバスツアーですが
他にもたくさんのスポットを巡るので
この『ヤマタノオロチ伝承バスツアー』
是非、家族や友達、カップルで参加してみてくださいね~(^-^)♪
≪ヤマタノオロチ伝承バスツアー≫
○申込締切日 催行日の15日前
○集合場所 出雲縁結び空港 9:30 出発
JR宍道駅 9:50 出発
JR木次駅 10:10 出発
○日時 11月までの 第2土曜日
○募集定員 27名(最少催行人数10名)
○参加料金 大人 4000円 小人 3000円 (未就学児無料)
*山道を歩く行程がございますので動きやすい服装、靴でご参加ください。
【お問い合わせ先・お申込み】
(株)吉田ふるさと村 観光事業部
〒690-2801 島根県雲南市吉田町吉田1047-2
TEL:0854-74-0500
○●○●○ 山陰観光開発 株式会社 ○●○●○
ゆうとなみ平は大自然に囲まれた、隠岐郡 隠岐の島町に行ってきました!
今回は、『隠岐ジオパーク、デビューの旅』という
ジオバスツアーがあると聞きお話しを伺ってきましたよ~(^-^)
まずは、ジオパークとは?
と分からない方も居ると思うので、簡単にご説明しますね☆
ジオパークとは、ユネスコが支援する国際的なプログラムで科学的にみて
重要あるいは美しい地質遺産を有する
自然公園を目指し、大地の公園とも呼ばれているものなんです!
このジオパークと名乗るにも、審査に合格しないといけないんですよ(@_@;)!
さて、今回お話しを伺う「ジオバス」とは、そのジオパークを巡るツアーなんですが・・・
隠岐の島町を巡るって聞くと “船” をイメージされる方も多いと思いますが、
このツアーは船ではなく、バスなんです!!!
気になるツアーの内容は
西郷港 → ① 玉若酢命神社 → ② 壇鏡の滝 → ③ 那久岬
→ ④ 油井の池 → ⑤ 福浦トンネル → 西郷港
となってるんですよー(*゚ω`人) こんなに沢山のスポットを巡るんですね☆
そしてなんと言ってもこのバスの魅力は、
現地に詳しいガイドさんが同行してくださることです☆
今回私たちには、ふるさと案内人の野津 大さんがガイドしてくださいました(^-^)
野津さんは昔、理科の教員をされていたそうで、
隠岐初めての私たちにも、とっても分かりやすく楽しく教えてくださいました。
とっても楽しい隠岐の島町の旅になりました♪ 野津さん、 ありがとうございました(*´∪`)
それでは早速出発です☆
最初のポイントは≪玉若酢命神社≫(たまわかすみこと神社)
ここの神社には樹齢2000年の大杉があるという事で案内していただきました♪
清めてから・・・門をくぐると
分かりますか? すごい大きくてゆうちゃんがとっても小さく見えますよね~?
この大杉には大蛇が閉じ込められ
木の中から大蛇の大いびきが聞こえてくると伝えられているんだそうです。
幹周約9.9m、樹高約30m、樹齢は推定千数百年の国指定の天然記念物で、
この島一番の長老は、まさに辺り一帯の守護神として誇らしげに立っているように見えました☆
それにしても2000年なんて聞くと人間の人生は本当に少しなんだなーと
しみじみ考え込んでしばらく大杉に見入ってしまったなみ平でした。
次に案内していただいたのは ≪壇鏡の滝≫(だんぎょうのたき)
到着した瞬間、空気が綺麗なのかひんやりとした風を感じ滝までの道を歩いて行きました。
森の新鮮な空気を沢山吸って森林浴を楽しみながら・・・
道の隣には滝の水が流れる綺麗な川があって、絶滅危惧種の“オキサンショウウオ”がいたりと
野津さんのお話しを聞きながら歩いて行くと・・・
ようやく壇鏡神社が見えてきました!!
そして水の音が大きくなってきて・・・・・・・・・・・
『わぁ―滝だー(ノ゚∀゚)ノ!!!』 と思わず大はしゃぎしてしまいました♪
この滝は上と下で岩が違っていて写真の下、三分の一で違うのがわかりますか?
上の岩は溶岩で出来ていているので堅く、下の岩は火山岩なのでやわらかいんです。
長い月日をかけてこの滝が出来ていったんだそうです。
・・・そんなこの滝の土台となる岩はなんと550万年前の岩なんですよー。
この壇鏡の滝は粗面岩の岩壁を流れ落ちる二条の滝で、別名『うらみの滝』とも呼ばれています。
“うらみ” といっても恨みではなく実はこの滝、裏から見ることができるんです!
これが裏から見た滝です!
マイナスイオンたっぷりでとーっても気持ちがよかったですよ♪
この水は日本の滝100選、名水百選にも選ばれていて
実際に飲んでみましたが、冷たくてとっても美味しかったです!!
島内では【長者の水】 【勝利の水】とも呼ばれていて
島の闘牛大会や隠岐古典相撲大会に参加する人たちはこの水で
清めてから大会に望む習慣があるそうです(*ゝω・*)
滝をこんなに近くで見れるなんてなかなかないので、一見の価値ありですよ!
向かって左側の女性はこのジオバスツアーを考案した
山陰観光開発 株式会社の戸田さおりさんです。
今回一緒に同行してくださいました。ありがとうございました(*^_^*)
さあ、次のポイントは≪那久岬≫ (なぐみさき)
ここ那久岬には神功天皇が立ち寄られたという伝説があり、古くから隠岐島海路の要なんです。
夕日の展望は隠岐島の中でも一番のお勧めスポット!
天気がいい日には島前が見えます ヽ(´▽`)ノ
遊歩道が整備されていて、降りると眼下にひろがる日本海が一望できるんですよ~
他にも展望台には、明治43年に設備された救済灯(旧灯台)が残されています。
・・・右上の写真の中に 牛さんが居るので探してみて下さい (笑
そして次は≪油井の池≫(ゆいのいけ)に来ました!!
この写真は油井の池の入り口なんですが・・・・野津さんの足元にある岩
日本で一番古い岩、隠岐片麻岩といい
実は2億5千万年も前の岩なんです!!
その岩がここにあるということで、日本列島は昔大陸であった事がわかりますよね。
油井の池は、隠岐島後の西海岸近くの標高約50メートルに位置した
直径約250メートルのドーナッツ型の池なんですが、
なぜこんな形になったのか、様々な説があるんですが、
巨大地滑りによってできた『頭部陥没帯』説が有力のようです(^-^)!
山肌の見えてる場所が高い点からして大きな地滑りだったのが想像できますよね。
野津さんに、池の周辺に生息する生き物の話を聞いたり
楽しい勉強クイズを出してもらったりしながら池の周りを見て回りました!
池の大部分は湿性草原となっていて
このような湿地環境は隠岐島後では珍しく、貴重な動物の生息地になっています。
隠岐には、隠岐しか居ない動植物が沢山あって
一つ一つ野津さんが詳しく説明してくださるのでとても勉強になりました( ´ ▽ ` )ノ
さて、最後のポイントは≪福浦トンネル≫です。
ここ福浦トンネルは3つのトンネルがあり・・・
一番小さいトンネルは明治のはじめに手彫りだけでつくられ
その隣にあるトンネルは明治34年に手彫りとダイナマイトだけで作り
トンネルには途中に灯り取りの窓が何カ所か設けてあります。
さらに昭和の後半には車輛の通行がスムーズになるように拡幅されました。
今では、新福浦トンネルができ現代のトンネルが使われているんですが
ここに来ると色んな時代のトンネルが一目でわかるというわけです☆
これらのことが評価され2005年に土木学会から『土木遺産』に指定されています。
そして、ローソク島プランをお申込みの方はこの後にご案内してくださいます☆
隠岐の魅力と歴史を存分に知ることができて、ガイドの野津さんによる最高に楽しい
バスツアーでツアーの後 『また来たい!!』 と言ってしまうこと間違いなしですよ(o´ω`o)
みなさんも是非バスツアーに参加してみてくださいね♪
≪ジオパーク、デビューの旅≫
☆要予約☆ 予約締切は当日13時
○出発・帰着 西郷港・隠岐ポートプラザ 2名様より出発
○出発時間 13:00~14:00 ○所要時間 5時間
(バスツアーのみの場合3時間半~4時間)
○ツアー出発日 7月13、14日 8月3、10、11、13、14日
(日程は変更する場合がありますのでお問い合わせください。)
○料金
バスツアーのみの場合 大人1名様 4,500円 小人1名様 2,500円
ローソク島遊覧船とセットの場合 大人1名様 8,800円 小人1名様 5,800円
☆参加特典付き☆
島前島後Oh!道マップ と 隠岐片麻岩ストラップ
ご予約・お問い合わせ
TEL (08512)-2-7100
電話受付時間 AM9:00~PM5:00
7月に入っていよいよ夏本番ですが。
そうすると体が汗でベタベタしてきますよねー(;一_一)
それは嫌なんですが、一日の汗を流すお風呂が気持ちよくなるんですよね♪
最近は暑くてシャワーばっかりという方も多いと思いますが
たまには温泉やお風呂なんかもいいかもしれませんね☆
それでは来週の「しまねGO!LAND!!」もお楽しみに~♪
♪ ソングリスト ♪
BEAUTY AND A BEAT feat.NICKI MINAJ / JUSTIN BIEBER
ガラスのブルース/Bump of chicken
GIRL TALK / 安室奈美恵
Love Letter / aiko
GIFT / Mr.children