しまね GO!LAND!!

提供/神々の国しまね実行委員会(島根県観光振興課)

9月28日 ~はまだ未来文化祭実行委員会&木匠会~

今週しまねGO!LAND!!いかがでしたか?

  今週番組でお伝えしたのは

 はまだ未来文化祭実行委員会木匠会でした。

 

 

○●○●○ はまだ未来文化祭実行委員会 ○●○●○

 

 今回僕こしょーとゆうちゃんは浜田市田町にある龍泉寺にお邪魔してきました!

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 ここ龍泉寺は

当山は天正八年(1580)、円教院日仁上人開山、

龍泉院浄源日應居士(河上孫左衛門)開基檀越として草創され

文禄四年(1595)に最初の本堂が建立されました。

なぜお寺でお話を伺ったのかというと

今回お話をしてくださった笹部一眞さんはここ龍泉寺のご住職さまなんです(#^.^#)

 

そして今回、お話してくださったのは

ご住職でもあり、はまだ未来文化祭実行委員会笹部一眞さんと委員長実森陽子さんです。

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 明るい方たちでお話が弾みました(●^o^●)

たくさんの詳しいお話ありがとうございました!!

 

 

では早速、はまだ未来文化祭実行委員会について・・・

浜田地域の活性化を目指し、魅力的で安心安全なまちづくりに貢献するため

地域体験交流イベントや、講演会、コンサート、ワークショップの企画、開催を行っています。

浜田市民の有志と、県立大学の学生を合わせて約20名で活動しています。

そして浜田市を『喜びと感動、そして笑顔の溢れる暮らしやすい街にしよう』

そんな思いから、2009年より隔年で「はまだ未来文化祭」を開催しています。

 

 

それでは過去に開催された「はまだ未来文化祭」とはどんなものか?  

        

「はまだ未来文化祭2009」

 

パンフ~2

 パンフ~3

 

 パンフ~4

2009年に浜田市の石央文化ホールで「はまだ未来文化祭2009」扉の向こう というイベントが行われたのがきっかけで

笹部さんの友人で、ニューヨークに居られた佐藤亜紀さんという舞踏家の方が

「扉の向こう」というダンスシンフォニーの舞台を浜田で講演してくださるということで

来日の際に浜田にお招きすることにしました。

そこで縁のある市民や学生に呼び掛け、実行委員会を4月に立ち上げ

公演を2部制として1部を市民と学生の舞台、2部をアキスタジオの公演とし

ホールでは寺子屋の子どもが書いた「はまだ未来」という絵や県大生の美術部の作品展示などをしました。 

 

2011年の「はまだ未来文化祭」

 

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パンフ~6 

 パンフ~7

 

パンフ~8

 

2009年から2年後の2011年には、3月に東日本大震災が起こり、やはり9月に復興支援チャリティーイベントとして

「はまだ未来文化祭2011」輝くいのちを開催し2部のゲストには六子さんを招きました。

 

そしてなんと9月28日「はまだ未来文化祭2013」が開催されます!!

このイベントでは「はまだdeシャルソン」を行います(^^)v

 

シャルソンとは、ソーシャルマラソンを略した造語で、人と交流する、地域とかかわるといった意味を含んでいます。

また、設定した距離を走るだけでなく、お題に沿って街の写真を撮り、SNSに投稿してもらいます。

ゴール後にはその投稿した写真を共有し、浜田市の街の様子と参加者の繰り出す様々なシーンを参加者訪問で楽しみます。

さらに、参加者には同じTシャツを着用し、浜田市内の名所や、商店街などをめぐることで

地域行事へ参加している一体感を感じてもらえます。

また参加者にたいして地元商店がサービスを提供することで、地元業者とのつながりもつくりだし

市民が「浜田市」の魅力を再発見する機会を「シャルソン」で提供していくイベントです。

 

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シャルソンは初体験の方が多いと思い

シャルソンの楽しみ方について笹部さんに聞いてみました(#^.^#)

街の中にはマラソンでいう給水ポイントにあたる給○ポイントが10か所あり、そこでTシャツをきている方にサービスがあります。

マップに給○ポイントが載っているので自分オリジナルのコースでまわれます。

浜田は海が魅力ですので浜田港のマリン大橋などは撮影のポイントでもあります。

他にも給○ポイントの塩工場で塩づくり体験、有料ですがスタンドアップサーフィンもできます。

松江や出雲、隠岐からの参加者もいるみたいです(^-^)

 

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年内にも各地でシャルソンが実施されるので、もっと広まっていってほしいですね!!!

 

イベントの詳しい日程

9月28日 朝10時~スタートで17時ゴールです。

開催場所は、島根県浜田市(走るコースは自由です。)

受付場所とゴールは龍泉寺です。

Tシャツを10枚用意しているので、28日の正午までに
田町の龍泉寺にきていただければ
当日参加も可能です☆

 

 

「市内で背中にはまだdeシャルソンと書いてある赤いTシャツを見かけたら声をかけてください。

そして一緒に写真を撮りましょう!」と実森さんはおっしゃっていました(●^o^●)

このイベントを通してみんなつながり、元気な浜田を目指しましょう!!!

 

 

街歩きで発見したことや出来事、走った爽快感の報告会で語り合って
楽しい時をみなさんも過ごしてくださいね(^-^)!

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆  木匠会 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 

 

 今回私ゆうとこしょーがお邪魔したのは・・・

安来市にあります、野白木工所です(^-^)!

野白木工所でお話しを伺ったのは
木匠会の会員で、事務局をされている野白千晴さんです!

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 と~っても気さくで優しい野白さん。
貴重なお話しをありがとうございました!

ちなみに、上の写真で私たちが座っている椅子は、野白さんの作品なんです!

野白さんの素晴らしい作品の数々はのちほどご紹介するとして・・
まずは、野白さんが活動している団体
「木匠会」
についてご紹介します(^-^)

 

木匠会とは・・・

1987年に発足し、島根工芸連盟代表理事および新協美術会審査委員であった
多々納利雄さんを中心に、主に県展に出品していた県内の木工芸家の方々が集まって
会員相互の研鑽によって島根の木工芸をより高めたいという目的で
結成された団体です。

会員には県工業技術センター木材工業科の大畑敬さんや
出雲高等技術校の指導員の岸本富徳さんといった
県内で木材研究や木工指導に携わっている方もおられます。

そして幅広く、木に関する勉強会を開いたり
年に数回会員の皆さんで集まって情報交換をしたり
お互いの工房に訪ねて行ったり
参考になる展覧会や催しには会員全員で出かけて
感想や意見を述べ合って研鑽しているんです!

素晴らしい腕をお持ちの匠のみなさんが、
さらに技術や知識を高めようとする姿は本当に素敵ですよね~・・。

こういった想いがさらに作品を素敵にするんだろうなあ・・と思わずにはいられませんでした。

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今回お話しを伺った野白さんも、すごい方なんですよ!!

野白さんは、木工芸家であったお父様の姿を幼いころから見ていたこともあり、
ごくごく自然な形で木工芸家を志したそうです。
お父様に師事し、腕を磨き
島根県展や国展で賞を受賞。
現在も幅広く活躍しておられます。

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野白さんの木工所を見渡すと、見慣れない機械や道具がズラリ。

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作品は手作りですが、大きな木材などを切る時に上の写真のような機械を使用するそうです。

 

 

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野白さんが持っておられる道具はなんだかわかりますか?

そうです!切削道具のカンナです。

でもこのサイズのカンナだと、細かい部分のカーブとかができないそうなんです。

そこで野白さんは・・・

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なんと!こんなに小さなカンナを自分で作られたそうです!!

この手作りのカンナを使って、細かいところを作っておられたんですね~(*_*)!

こういった工夫がこらされた道具と、匠の技で仕上がった作品がこちらです!

 

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!!

こしょーが野白さんの作品に

あぐらをかいて座っていますが、

これはこしょーがお行儀が悪いんじゃないんです(笑)

こちらの作品を注文した方に、

「あぐらをかける椅子を作ってほしい」と言われ

あぐらがかけるように座面が広くなっていました。

 

 

手作りならではですよね!
手作りだからこそ、使い手の理想や想いが形になっているんだもんな~と感心しました。

 

続いて見せていただいた↓こちらの作品。 DSC01699

 けやきで作られた角盆なんですが、
こちらにも匠の技が至るところに光っていました!!

まず見て分かる通り、周りの部分がくりぬかれているデザインになっていますよね。

こうすることによって
・軽そうに見える
・中に乗せているものが見える
・手の大きさに関係なく持ちやすい

こういったことを考えて作られていました!

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DSC01686 実際に私も持たせてもらいましたが、ほんとに持ちやすかったです!

 お盆に少し重たいものを乗せて運ぶ時、指が数本ひっかかるような小さな持ち手だと
すごく不安定で、落ちそうだな~・・。と毎回焦る私としては
この角盆は目から鱗でした(@_@)!!

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そしてこちらの作品は、けやきの特徴でもある木目が
上から見るときれいに出ているんですが、
横からみると上から見るのと違う木目が出るように計算して作られていました!!

これは実際に見ないと素晴らしさが伝わりにくいと思います(>_<)

そして続いて見せていただいたのは・・・

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 こちらの鏡台です。

鏡の部分の角度を変えることで、お化粧の時などに座って使うことも
立って全体を見ることもできます(^-^)!

こちらにも匠の技、発見しました!

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この引き出しですが、表面のところがそれぞれ違う木目になっているのが分かりますか?

4つのパーツを合わせて額縁のようになっているんです。

そして驚くことに!!
例えばこの引き出しを組み合わせる時などに
金属のネジなどが使われているもんだと思っていたんですが違うんです!!

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このようにして、パーツとパーツが組み合わされて作られていました!!

どおりで木のぬくもりが感じるはずです。
市販されているものとは、木のぬくもりが全く違いましたよ!

 

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そして鏡の下にはこんなにかわいい蝶が彫られていました☆
鏡台は嫁入り道具にされることが多いとのことで、
夫婦円満を願って、二匹の蝶がデザインされていました(^-^)

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使う方の幸せを願って作られているなんて
本当に素敵ですよね☆

 

 

 

 

野白さんの素晴らしい作品を一部ご紹介しましたが、
これはもう!実際に目にしないとこの素晴らしさの全てをお伝えすることができません!!

と思っていると・・・

野白さんが展示会のことを教えてくださいました!!

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「第12回 木匠展」

この木匠展とは、木匠会のメンバーの作品が発表される場です。

縄文時代や弥生時代の太古から、日本の木工技術や
木工芸の美しさは現在まで連綿として伝えられてきましたが
今ではそれに触れる機会が少なくなってきているのも事実なんです、と野白さん。

もっと多くの方に木工芸に触れてほしい、
島根県産材の良さや、会員の木工芸の質の高さを知ってほしいという思いで開催されます。

今回の木匠展には、野白さんを含め8名の方の作品が展示されます!

ここで少しご紹介を・・・。

藤原 正   渡部良和

濱田幸介    野白千晴

村山創達    正木 潤

深田 学

 

【上段】

  左: 藤原正氏 作 「木照(花巡り)」
右: 渡部良和氏 作 「桑曲手付黒柿茛盆」

【二段目】

左: 濱田幸介氏 作 「欅造拭漆喰籠」
右: 野白千晴氏 作 「欅拭漆角盆」

【三段目】

左: 村山創達氏 作 「楠彫目椅子」
右: 正木潤氏 作 「桑縁神代欅象嵌結界(出雲弥山)」
       「桑縁矢羽根松皮結界」

【四段目】

深田学氏 作 「栗縁松皮蜻蛉剣留衝立」

 

 素晴らしい作品の数々を見れること間違いなしですよ~!

この木匠展は、隔年で開催されているので、お見逃しなく!!

ちなみに・・・。
木工展の会場には交代で毎日4名の会員の方がおられるので
作品や木工芸について直接お話しできるのも魅力的です(^-^)!!

 

芸術に触れるのにぴったりなこの時期
みなさんぜひ行ってみてくださいね☆

 

第12回 木匠展

●会期  10月2日~10月7日

●時間  午前10時~午後6時
(最終日は午後5時まで)

●会場  島根県立美術館
ギャラリー第2、3室

 

 

 

すっかり季節もに入り、肌寒くなってきましたね!
先週は中秋の名月ということで綺麗な満月
が出ていましたね~!皆さんの中にも
を食べた人も多かったのではないでしょうか(^^♪

来週私たちは秋にぴったりな
邑智郡邑南町にある
香木の森公園へ
お邪魔しますよ~☆

 

それでは来週の「しまねGO!LAND!!」もお楽しみに~♪

  

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