角秀一ダイアリー

今日は何食べる?

春がようやく近づいて来たなと思う今日です。
もう雪はないでしょう。
春が来たらまずは馬でしょうか。ハ?
金曜番組「FM探偵局」のブログ「ボスの夢の中シリーズ」を読んでいただければ幸いです。

さて先日気になったコラムがあったので紹介します。
『世界の人口のうち「今日は何食べる?」などと言えるのは、70億人中、先進国の人と中進国の富裕層など14億人程度だけです。5人に1人です。残りの人たちは、「今日の夕食」に選択肢があったりはしないのです。』

あなたは何を感じますか?

≪角秀一の読まずに死ねるかのコーナーその40≫
【ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち /三上延著/メディアワークス文庫】☆☆☆
今年の本屋大賞最右翼と言われているのがこの本です。去年の大賞作品「謎解きはディナーのあとで」の傾向と対策から一番イメージが近いからだとか。去年は賛否両論が凄かったですが。確かに読み易く、謎解きも面白い観点で表わされています。物語は栞子さんが経営する古本屋に現れる様々なお客と主人公でアルバイト店員の男性との交流です。栞子さんはなぜかケガをして入院中という設定です。なぜかは物語の終盤に答えが出てきます。小さな出来事が全てつながっているのも構成の面白さでした。古本というテーマが読むことをためらわせましたが、読んでみると結構楽しめました。