角秀一ダイアリー

年の終わりに

間もなく今年が終わろうとしています。
「がんば­ろう日本。生かされている命に感謝し」は春センバツ高校野球での創志学園・野山主将の選手宣誓。この言葉にどれほど勇気をもらえたか。
哀しみの2011年。また多くのミュージシャンも被災地を訪れ、歌を贈りました。
音楽はいつの時代でも元気をくれます。
今年もたくさんの曲に出会えました。ジャンルを越えていい曲がいっぱいありました。特に心に残ったのはSAKURA「街の灯り」です。堺正章さんの名曲カバーです。透き通った声とアコースティックギターの音色が心地よくて、街に灯るほのかな煌めきが街を暖かく包んでくれるような一曲でした。
来る年もどんな音楽に出会えるか楽しみです。

≪角秀一の読まずに死ねるかのコーナー今年のBEST3≫
今年紹介した本の中から改めて特に心に残った本を3冊紹介します。正月休みに読んでみてください。
【ジェノサイド/高野和明/角川書店】
今年のエンターテイメント部門で多くの雑誌が1位に選んだ小説です。徹夜本でした。
【神様のカルテ2/夏川草介/小学館】
映画にもなりました。「神様のカルテ1」よりも更に心が和んでいった本でした。
【永遠の0(ゼロ)/百田尚樹/講談社】
本の醍醐味であるラストシーン。この作品は戦争を通して夫婦の絆を見事に描き上げた作品です。今年一番の涙本。