角秀一ダイアリー

100均

親ガニが100円でした。スーパーですよ。都会に住んでいる方が今見ていたらびっくりでしょ。都会のスーパーじゃありえないもんね。なので地方で暮らそう(笑)

急に寒くなったので暖房機器を引っ張りだし、温風を身体にあてながら秋の夜長を過ごしています。最高の読書環境です。

≪角秀一の読まずに死ねるかのコーナーその35≫
【9月が永遠に続けば/沼田まほかる著/新潮社】☆☆☆
たまにはホラー小説でもっと。第5回ホラーサスペンス大賞受賞したのがこの小説。ホラーというよりもサイコスリラーかな。トーンが低く薄暗い雰囲気で読者を引き込んでいく彼女の作品が今注目を集めています。
息子の失踪直後に、愛人の男が死んだ。もと夫の妻、その娘も絡んで意外な展開に進みます。ただそれほどの怖さはなく、暗い昼ドラのような気がしました。「家政婦のミタ」の世界かも。これ系の新人作家としては実力を感じるので今後の作品が楽しみです。
ちなみに僕の一押しホラーは貴志祐介著「黒い家」。
今でも史上最恐の一冊だと思っています。友人は本を投げたそうです。