稲田茂ダイアリー

日本代表はこれからも。

「世界をおどろかす」。

2010年大会から継続して、日本サッカーが温めてきた目標でしたね。志半ばできょう帰国予定の選手・スタッフに満足感はないかもしれない。

でも少なくとも僕自身は、いっぱいエネルギーを貰いました。大会3週間前からam5時起きの生活をし、少々の雨でも自転車を最低30分こぐのが今や習慣になりました。ある意味、「しっかり観戦することで健康をもらった」ともいえます。

エース本田選手は、「結果が出なかったということは、4年間の取り組みを間違った」というニュアンスのコメントをしているようです。最前線で、試合にのぞんだ人の肌で感じた感覚かな。

ただこれも得難い「経験」。世界の頂点をめざす競争において最短距離でごぼう抜きできるのなら、こんな簡単な話は無いはず。遠回り、失敗、創意工夫、焦燥、その全ては、のちに続く人たちの道しるべ…。

リハビリや異文化に対する戦いの日々は孤独だったかもしれない。でも多くの人と一緒に願う事こそが、夢を叶えるチカラになると信じたい。

これからも、フェアに堂々とたたかうあらゆる「日本代表」を声援したいと思う。

「いいね」連打!

今年ももうじき「隠岐の島ウルトラマラソン」の開催がせまってきました。

大会本番が、サッカーW-CUP日本vsギリシャ戦と同じ日に重なるというめぐりあわせ。。。話題がもっていかれそうな所に、ひと肌脱いでくれました!

今回も隠岐に”里帰り参加”される市民ランナーの星こと男子マラソンの川内優輝さんが、大会前日も地元・隠岐の子供たちと、短いレースを走ってくれることになっているんです!

名づけて「ジオパーク隠岐の島ミニマラソン」。  

なんでも、「いつか、ウルトラマラソンの前日に、ミニマラソンが開催できたら、毎年、隠岐の子どもたちと一緒に走れる…」というご本人の想いが実現したのです。

6月14日(土)13:40 開催場所は岬地区にある「隠岐空港」のふれあい公園駐車場だそうです。

その人柄、行動力に親しみを感じる方も多いはず。 このアスリートは男だ!!

内なる闘いか…

毎度、スポーツねたから…。2014年のMLBが開幕しました。 

で、大注目のNYヤンキースの開幕戦、イチローの名がスタメンにない。

試合が進む……おいおい、出番すら無いってそんな!?

これがメジャーの、いやヤンキースという球団では当たり前のことなのか。

 

それでも本人は「首脳陣に使いたい、と思わせられなかった」

と自責の念と向き合っていただろうと想像します。

 

どんな世界でも、最初から与えられる場所など無いことに改めて気付かされます。

そして「当たり前」を今日も明日も継続できる人は凄いと。

4月1日は“社会人の誕生日”

(稲田)えー、このたび入社いたしました稲田茂と申します、えー出身は

(先輩)アナウンサーでしょ?えーとかあのーとか言わない!

・・・これが今から24年前の41日の自分のすべて。一日がすごく長かったのでした。

3週間の入社前研修で「特訓」を受けてもこの状態ですから。

 

希望に燃える社会人生活の初日? そんなのキレイ事だぞ! 傷つかなきゃ一人前なんか成れねェ!!

社会人としての誕生日に叱られた君。 撃沈おめでとう

今日その人がどんな想いをもって君を叱ってくれたのか、忘れる人になっちゃダメだよ。

まだ出来る!

ここまで出来るんだったら、やめないで欲しい…

女子フィギュア・フリー。真央さん会心の演技の直後、自分も嫁さんも一致しました。

もちろん「引き際の美学」は理解できます…
ただ、アスリートと呼ばれる人は、続けたくても
泣く泣く終止符を打たざるをえないケースが大半。

チャンスがあるなら、充電して這い上がって欲しいのです。

今回の日本選手団には、そんな人たちがたくさんいた。

ヒーロー・ヒロインの順風満帆のストーリーも悪くない。
でも傷だらけの反骨は、もっとイイ。

ビター・ビター・スウィート?

初めて『告白手段』としてチョコレートを贈ったときのこと覚えてます?

…やっぱり緊張しない訳ないですよねぇ。

逆の立場ですが、中2で女子に初告白した時、死にそうなほどの緊張を経験しました。
“目の前も、頭の中も真っ白”…記憶が所々抜け落ちている程の。その緊張は前の日、帰り道の通学路から始まりました。

「あした体育館裏に、あのコを連れて来てくれない?」

当時の私は、同級生の間ではノリがいいが、女子の前ではモジモジ君。とても自分で打って出れない根性無し…で仲間は「まかせろ」と二つ返事で別れ、ここから夢遊病の様な一昼夜。

 【あなたの事が好きでした。笑い声も、性格も、髪型も全部好きです。付き合って下さい。】

 これだけの文章を何十回も清書…メモなのに。翌朝は胃が口から出そうな状態。給食は、のどを通らない、授業では息苦しい、めまいも…でも放課後にそのコを仲間が連れてくるから引っ込みがつかない。あぁ帰りたい!!!

気力を振り絞って体育館の裏へ。で、ご対面……からの秒殺劇。

「ワシお前が…なんでか好きでなぁ…それだけ聞いて欲しかっただぁ」(何、この言い草?)

多分、顔面から血の気が引いてたんでしょう。迷惑だったにもかかわらず「あの、大丈夫?」って気遣ってくれたし。そのコは3年になって仲間のひとりとカップル成立。…お似合いでした。

で、そんな告白の大変さを体験しているのに、程なく バレンタインに勇気を振り絞ってチョコを持ってきてくれた女子に「受け取り拒否」しちゃったんですよ。理由もナシに。

こんな自分のくせに…。嫌なコではなかったのに、受け取れば良いじゃん…自己嫌悪。。。 バレンタインが来るたび思い出す。それくらい自分の本性は相当に、女々しい(・_・)

一月が往く…

きょう1/31は、平成26年の「旧暦」の お正月だそうです。

(明け方 東の空の金星が輝き、日が昇って来る素敵な夜明けでした。)

最近になって具体的に感じるようになったのですが、自分の中に複数の視点をもつと、人生が豊かに思えるのです。

…例えば、けさの快晴も 「あぁ1月最後の朝だなぁ…」と思えば、寂しくもありますが、

一方では、これ旧暦の 「初日の出」でしょ? 年の初めから幸先いいぞ~なんて・・・ね?

また時の人・NYヤンキースに入団する田中将大投手。

大先輩・イチローさんと共に戦えてよかったね…の一方で、別のチームでガチンコ対戦を楽しみにしていた人もいたはず。まさに一つの出来事に 二つの視点…

ただし、メジャーリーグは「昨日の友が、今日の敵」になる世界・・・あした違うユニフォームで対戦したりしますから。

開幕戦のあと、イチローがマー君とバッターボックスで向かい合うシーンが実現するかも…それがまたイチロー復活のカンフル剤になったりしてね。

出逢いの喜び・別れのさみしさが同居する季節。

もっともっと、複数の視点を持ちたいなぁ。

新年のリフレッシュ

2014年(平成26年)明けましておめでとうございます。ゆっくり休めましたか?

私はお正月、有り難いことにとても元気に仕事が出来ました(^^;

(きっと暮れに1年の疲れを洗い流せたからか?)

大山寺の旅館街に、11月オープンした日帰り温泉「豪円湯院」でとても快適な時間をすごせたんですね。

健康マッサージチェアでおなじみ「ファミリー」と「大山寺旅館街」と共同で運営されていまして、2Fの休憩所からお湯にいたる順路には、戦前に撮影された貴重な写真の数々が飾られています。

その写真のすばらしさといったら…

思わず母の故郷である大山が、時空を超えて私を抱きしめてくれたかのような感覚になりました。

そこから、雪の露天風呂を楽しみました、30分も!! 

さらには、山菜をトッピングした「大山そば」の心地よい歯ごたえを楽しみつつ、窓の外には“2mをこえるつらら”

いやいや、地元・淀江の温泉も最高にいいけど、30分かけで雪山に登る価値は充分です。

追記:ここの還元水、すごいです。。。

今年もお世話になりました。

一応、大晦日も勤務するので“仕事納め”ではないのですが、生放送番組は、年内最後でしたのでケジメ(?)に一言。

V-airに20代のパーソナリティがちらほらと加わって、自分の出番もやや減ってはきています。 でも…気持ちは逆に若返り傾向なのですよ。

これ我が実家の「実話」なのですが、夏・父が自転車転倒で太もも骨折、入院、手術!まぁ騒動しました…。近年、家でふさぎこむ時間が多く心配していたタイミング。だから言わんこっちゃない…とみな頭を抱えました。

が、リハビリ入院で若い理学療法士さんが、元気に声をかけて接して下さり、食事は管理された栄養の元、さらには入浴まできっちり。

約1月たって病院のリハビリを訪ねてみたら、父らしい人物が見当たらないのです。

で、「似てるけどあんなに風貌が若くないよな…」というおじさんとすれ違った瞬間、父だったのです!

ええ~!!!(いや、じぇじぇじぇ~か?)人は、環境でまったく表情がかわるのですね、いくつになっても。70すぎたオヤジに負けちゃいられません。

そして気付けました、自分がふだんいかに多くの人に支えられて今があるのか、と。

そんな感謝を、漢字一文字であらわすと【支】です。

 

支え、支えられることが幸せだと…。そして来年の目標は“アンチエイジング”です。

よいお年をお迎え下さい!

されどサッカー…非情なる地域決戦です。

今期、J2最下位でシーズンを終えたガイナーレ鳥取。
選手スタッフともに地元の期待を裏切ってしまった
忸怩たる思いがあることでしょう。

ただ、本来なら“降格”のところJ2に生き残るチャンス、
いわば“汚名挽回”の試合が2試合残されています。

まず、12/1(日)香川県丸亀競技場。(3万人規模!!)
そして12/8(日)鳥取市“とりぎんバード・スタジアム”。

ここでの結果は、ただのサッカーの勝ち負けではありません。
ともに「スポーツで地域活性化を…」という努力してきた日々が、
水泡に帰す…非情な現実が突き付けられるのです。

Yumingの名曲「ノーサイド」に漂う悲しさを凌駕するような虚脱感です…恐らく。

2試合合計(180分トータル)で相手をかならず上回る。

2001年に「無謀だ…やめとけ」と言われながら
全国へ挑み、辿り着いたプロ球団ならば
このミッションは成し遂げなければならないと思います。