6月15日 ~美又温泉と堀尾吉晴公銅像委員会&松江おちらと歩き~
まちあるき | 2013年6月15日
今週のしまねGO!LAND!!いかがでしたか?
今週番組でお伝えしたのは
美又温泉旅館組合と
堀尾吉晴公銅像委員会&松江おちらと歩きでした。
・:*:・’★.。・:*:・’☆ 美又温泉旅館組合 ・:*:・’★.。・:*:・’
今回ゆうとこしょうとなみ平がお邪魔したのは・・・
浜田市金城町にあります『美又温泉』です♪
どこか懐かしく感じて
とてもゆっくりとした時間が流れていました♪
今回お話しを伺ったのは美又温泉旅館組合の横田 浩さんです。
横田さんが活動している美又温泉旅館組合とは
美又温泉を盛り上げるため色々なイベントを企画し、
美又温泉の活性化に力を入れている団体です。
まずは美又温泉旅館がある場所とは一体どんな所なんでしょうか・・・
恰好つけたこしょーの横を素通りして(笑)
とにかく行ってみましょー♪
なんともレトロ感溢れる温泉街
今回お邪魔したこの美又温泉ですが、
山陰の秘湯と言われるくらい
お湯がすごいんです!
実際私たちも入ってみたんですが・・・
本当にぬるぬるで
いくら洗っても石鹸が落ちないなーって思うくらいでした!
それもそのはず・・・なんと源泉かけ流し!!
さらに
ななな・・・なんとシャワーも温泉なんです!!!
珍しいでしょ~
温泉好きなら 一生に一度は入っておきたい!!!!(By なみ平)
そして、辺りが暗くなり始めると女将さんがこーんな素敵なものを貸して下さいました☆
可愛い提灯でしょー??
美又温泉旅館組合の取り組みのひとつで
『美又温泉 灯浪漫』
というイベントが開催されています。
“3つの灯”を
ここ美又温泉で堪能できるという内容なんです。
まずひとつ目の“灯”がこの紙提灯です。
旅館にご宿泊の皆さんにこの提灯を無料で貸し出しされており、
夜になるとこの提灯を持って散策できるんです☆
お昼とはまた違う顔の温泉街を堪能できますよ~!!
次、二つ目の“灯”は紙燈篭です。
一つ一つが違っていて絵が書いてあったり
折り紙の切り絵や和紙でちぎり絵が貼ってあったり
旅館の女将さんがおもてなしの心を込めて作っているのが伝わってきました。
たくさんの色に光って
温泉街がなんとも幻想的な雰囲気に包まれました。
この紙灯篭が、温泉街にずら~っと並ぶんです!
ロマンチックですよね~!
ご夫婦やカップルには特にオススメです(^-^)!!
宿泊されたお客様はオプションで
紙燈篭の製作体験もできるんですよー☆
持って帰る事ができるので、旅のいい思い出になりますよね♪
そしてそして、『美又温泉 灯浪漫』
3つ目の“灯”はホタルです。
こんなにロマンチックな雰囲気で、
さらにはホタル鑑賞までできるの~!?と感激の
私たちでしたが、美又温泉でのホタル観賞は
ただのホタル観賞とは違いますよ~!!
なんと、語り部さんがホタルについて色んなお話しをしてくださるんです!!
その名も“ホタル案内人”
笹川 隆さんです!
笹川さんは今年は5月12日から
欠かさず毎日ホタルの様子を見に行っているそうで
ホタルの事を話す笹川さんは本当に楽しそうでした.:*:・☆.:*:・’
うわあああ
ホタルが見えてるだけで100匹以上!!
現地の人にはホタルが懐いているのかな?
簡単に手に乗ってホタルを真近で見して下さいました☆
ホタルは大まかに分けて “平家ホタル” “源氏ホタル” “ひめホタル” だそうですが
まだ知らないだけで日本には、なんと約50種類のホタルがいるそうです!!
私たちが見たのは川の中流で “源氏ホタル” でしたが川の上流には “平家ホタル” が住んでるそうです。
源氏と平家の違いは光る秒数や体の大きさ、飛び方などなど
本当に詳しくて楽しそうに教えてくださいました☆
話の中でびっくりしたのはホタルの幼虫です!!!!
↓
いきますよ・・
↓
↓
ジャーン
1.2センチくらいしかないホタルの幼虫。
幼虫の時は肉食で綺麗な川にしかいない “カワニナ” (“タニシ”みたいな貝)を3日かけて食べそうです。
成虫になると朝露だけで生きて綺麗な光を放つホタルに成長するなんて・・・考えられなーいΣ(Д゚;/)/…
そして笹川さんの印象的な言葉は
『まだまだこんな数じゃ昔の10分の1にもならない。昔はもっと沢山のホタルがいた。
人間と自然界の共存ができる環境をもっと作って行きたい』
私はこれを聞いて、もっと自分にできる事はないかなと思わされました。。。。
写真の中央が今回お話しを伺った美又温泉旅館組合の横田 浩さん、
左側がとらや旅館の女将さん 横田 裕美子さん、
そして写真右側がホタル案内人の笹川 隆さんです。
本当に皆さん明るく、お話しも上手で
逆に私たちが緊張をほぐされてしまいました(⊃∀`* )
本当にありがとうございました(^-^)
温泉も最高で、空気も水もご飯も美味しい!!
素敵なイベント盛りだくさんの美又温泉に
是非、皆さんも行ってみて下さいね♪
こんな風に大はしゃぎ間違いなしです!笑
≪美又温泉 灯浪漫≫
6月8日(土)~7月7日(日)
○お泊り頂いた方にはオプションで
1,000円で紙燈篭製作体験が出来ます。
○無料で提灯を貸し出しいたします。
○20時より語り部によるホタルの観賞
≪石見神楽公演会≫
場所: 美又温泉会館 2F
時間: 20:30 ~ 22:00
3演目程度公演で
組合のサービスなので無料で鑑賞できるそうです!!
是非、見に行って見てくださいね☆
その他、横田さんの活動の一つで
近日美又温泉の入浴剤も発売予定です!!
今後も美又温泉から目が離せませんね♪
お・ま・け
帰り際に 『これも何かのご縁』 と言って宿泊先の旅館の女将さんが
こんなに素敵な物をくださいました。
なんといっても‘灯浪漫’のいちばんの灯は
おもてなししてくださると~ってもあたたかい“心の灯”だな~・・・と
しみじみ感じたなみ平でした☆
◆◇◆◇◆◇堀尾吉晴公銅像委員会&松江おちらと歩き◇◆◇◆◇◆
今回、大地とこしょーは
『堀尾吉晴公銅像委員会』の天野昭男さんにお話しを伺い、その後
ガイドの岡田さんに案内していただき『松江おちらと歩き』を体験してきました!
まずは、『堀尾吉晴公銅像完成記念式典』が行われるとのことで
天野さんにお話をお伺いしてきました!
堀尾公の銅像の建立に至るまでに
天野さんがしてこられた活動をご紹介します!
昨年10月、松江開府400年祭の最終年を迎えるにあたり
堀尾吉晴公を顕彰し、功績を後世に伝えるため
民間有志の方々により堀尾吉晴公銅像建設発起人会を立ちあげ
12月には建設委員会設立総会を開催し、事業計画、募金活動などに取り組み
1000人をも超える企業・団体・個人の方々からの
浄財によってこの堀尾吉晴公の銅像が建立できることになったんです!!
天野さんはとても誠実で素敵な方でした!
天野さん、ありがとうございました(^-^)☆
ここで堀尾吉晴公についての説明をします(^-^)
松江開府の祖 堀江吉晴公は、天文12年(1543)年、
堀尾泰晴の長男として、尾張の国御供所村(今の愛知県丹羽群大口町)に生まれました。
幼名を仁王丸、長じて小太郎と称し次いで茂助と改めています。
関ヶ原の戦いの功績により徳川幕府から出雲・隠岐 24万石を与えられ
松江藩を開いた『堀尾吉晴』
早くから豊臣秀吉に仕え、長篠の戦い、備中高松城攻めに活躍し
山崎の戦いでは鉄砲隊を率いて天王山を占領し、明智光秀を敗走をさせたことは有名ですよね。
秀吉の下で、その後遠州浜松12万石へと出世し、朝延春宮坊護衛の長官
『帯刀先生』にも任ぜられたそうです。
恵まれた自然や風土の中で、
固有の文化を形成しいち早く山陰の政治・経済・文化の中心となった
ここ松江があるのも、こういった方がいたからなんだな~と
改めて感心してしまいました!
残念ながら堀尾吉晴公は城下町の完成を目前にして死去しましたが、
ここに松江開府の大事業は完成し
城下町松江の新たな発展の歴史が始まったそうです。
そして今回、堀尾吉晴公の銅像完成を記念し、
『堀尾吉晴公銅像完成記念式典』 が
行われるんです!!
この式典は、銅像建設に携わりご協力をいただいた方々が
銅像除幕されるのをはじめとし、
式典をお祝いするため、松江市鼕行列保存会の皆様によります『鼕の奉納打ち』
大口町木遣保存会の皆様によります『木遣奉納』
丸亀城鉄砲隊、津山城鉄砲隊、松江城鉄砲隊の皆様による
礼砲のご披露、清吟堂吟友会松江ブロックの皆様による詩吟・剣舞の奉納、松江武者応援隊の
方々が会場に華を添えてくださるそうです(^-^)
松江にはたくさんの歴史があって今があるんだと
僕は、天野さんの話を聞いて感銘を受けました!!!
こういった歴史を感じながら、次の『松江おちらとあるき』を
引き続き大地とこしょーが体験してきました☆
その様子の前に・・・。
みなさん、「おちらと」ってわかりますか?
松江おちらとあるきを体験してきた僕たちは
島根に来て間もないのでわかりませんでした((+_+))
「おちらと」とは出雲弁で「のんびり・ゆっくり」の意味だそうです。
その響きもかわいらしくて、気に入りました!
「おちらと」が上手に使えるようになったこしょーです(^-^)
そんな「松江おちらとあるき」 今回、ガイドをしてくださったのは・・・・・・
とっても明るくて元気な岡田さんです!!
岡田さん、楽しいまちあるきをありがとうございました(^-^)☆
さっそくですが『松江おちらと歩き』通称、まちあるきの紹介をします。
今回、僕たちが参加してきたまちあるきイベント内容は、
松江商人の伝統と格式~京店散策に出かけよう!~
コースは
①カラコロ工房前 → ②京橋 → ③風月堂 → ④松尾古美術 → ⑤高見一力堂 → ⑥柳地蔵 →
⑦榎薬局(跡) → ⑧大橋川沿い → ⑨松江大橋 → ⑩山口卯兵商店 → ⑪八雲移住地跡 →
⑫臨水亭(お成りの間、床跡、昼食) → ⑬カラコロ工房・解散
こんなに素敵な場所をまわれてさらにお菓子の試食やお食事も堪能できるんですよ~!!
大満足ですよね!!
カラコロ工房から出発して京橋に来たところから見えた「風月堂」です。
ピンク色の建物が『風月堂』です!
とてもかわいらしいピンクでしたが、歴史が感じられるほど趣のある建物でした。
そして大地がかっこつけて紹介しているのが
風月堂の中の雰囲気です。
昔の面影も残りつつ綺麗な店内でした!
そして風月堂で一番人気の
お菓子を試食をさせて頂くことに・・・
こちらが風月堂で一番人気の『八雲小倉』です !
県内外からたくさんのご注文があるみたいでほとんど午前中で売り切れてしまうほどの人気なんですよ。
この『八雲小倉』は
外側のカステラ生地のような中に
小倉羊羹が中にぎっしり詰まっていて
甘さもほどよく本当に美味しかったです!
そして八雲小倉以外にも
お菓子がたくさんあり、
夏の暑い時期には『琥白糖』、
冬など寒い時期には『黒小倉』という
お菓子も作られているそうです。
なんと!!この『黒小倉』を命名したのは有名な河井寛次郎さんなんです!!
さらに驚くことに、
昔、風月堂では、安部栄四郎・棟方志功・放浪の画家 山下清などが
集まって議論などをもしていたそうです!
すごくないですか~!?僕はビックリしました(@_@;)!!
こういった歴史を感じながら次のポイント
松尾古美術へ・・・
ここは昔は道具屋さんだったそうで、
小泉八雲もキセルを探しにこのお店にきていたそうです!!
他にも山陰の民芸作家さんの作品がたくさんあり
歴史感じるいい物をみつけることができるかもしれませんよ~(^-^)
それでは次のポイントの『高見一力堂』へ・・・
ここは、松平家御用達のお店で、松平家の奥さまは今でもここからお菓子をお取り寄せしてるそうです。
こちらは当時(江戸時代)、お殿様専用のお菓子で
大きさも当時はもう少し大きかったみたいです。
すごく可愛らしいお菓子ですよね(^-^)
今の時代なら僕らでも食べられますよ~!
お殿様の気分を満喫しながら食べると
その感じ方もまた一味違ってきそうですよね☆
他にも美味しそうなお菓子を紹介してもらいました!
見るだけでも楽しい、本当にきれいな色の羊羹ですよね♪
こちらは「ハーンの羊羹」といって小泉八雲が愛した羊羹です。
小泉八雲が東京にいってからもわざわざお取り寄せをして
食べていたそうですよ!
普通の羊羹よりもやわらかく、甘みがあって
こんなに色もカラフルで可愛らしいのでお土産にも喜ばれそうですよね~☆
高見一力堂で殿様気分を味わった所で、おいしい空気を吸いながらおちらと歩いて・・・
次のポイント『山口卯兵商店』へ
←この写真は、240年もの歴史もつ山口卯兵商店の
当時の様子が描かれたものですが
すごく賑わっていますよね!
そして明治時代の松江には、
冷えたビールがあったそうで
小泉八雲が山口卯兵商店に
冷えたビールを買いに来ていたそうです!
この時代に作られてたビールも飲んでみたいですね(^-^)
ビール以外にも売られている商品はたくさんあったみたいですが
有名なお薬があったそうです。
華岡青洲伝授の製法で作られた塗り薬も作られていて
あの万葉集にも出てくるむらさき草の根を使っていたというので驚きです(@_@;)
こういった歴史の勉強もできたところで、そろそろお腹も空いてきました~!!
ここでお食事ができまちあるき最後のポイント『臨水亭』へ
ここは出雲の国を代表する滝川家の本宅跡だそうです!
中の部屋にも本宅跡が残ってるみたいで
そこがお座敷になっていて当時、歴代のお殿様がどんちゃん騒ぎをしていたそうですよ!!
今も綺麗でとても広いお部屋でした!!
まちあるきに参加すればこのお座敷でお食事がでるので
またまたお殿様気分にもなれるわけですね。
そしてここから見る景色がすごく良いんですよ!
お殿様たちはここから、大山や宍道湖を眺め
不昧公は、ここから花火なども見物していたそうです。
これは不昧公が書いた書を
額にしたそうです!!
戦時中に松平家がここに
疎開していてそれのお礼に松平家が
不昧公に送った物だったそうです。
本当に一つ一つの場所がたくさんの歴史をもっていて
今もその場所を大切に使っているのも松江の良いところだと思いました。
いや~。。。
歴史の勉強で頭も満たされ、
美味しいお食事でお腹も満たされ、
お殿様気分を満喫して心も満たされ、
カラコロ工房に戻ってきました!!
ガイドの岡田さんの詳しい説明も聞けて
本当にたくさんの魅力がある「まちあるき」なので
ここ松江の良さを再発見するために、是非みなさんも参加してみてくださいね(^-^)!
「歴史の勉強をしてからだと、もっと楽しめるかもね・・・。」と
勉強を誓ったこしょーでした(^-^;)
≪堀尾吉晴公銅像完成記念式典≫
日時 6月16日(日曜日)
場所 松江城 馬溜周辺
午前9時 ~ 受付開始
≪松江おちらとあるき≫
日程 6月19日
7月5日・17日・26日
午前10時~午後12時30分
≪定時コース≫ (毎週土・日・祝出発)
定時1 (土) 松江城下の町人文化が息づく~北堀・石橋・奥谷界隈
定時2 (日) ”シャカシャカ” する暮らし~和菓子とお茶の松江文化めぐり
定時3 (祝) だんごハシゴ~松江だんご屋さん食べ歩き
午前10時 ~ 午後13時30分
*参加費500円の当日参加可能です。
集合場所 カラコロ工房前
詳細お問い合わせ 松江観光協会 TEL 0852-26-2011
梅雨だと言うのに雨も降らず
今週はムシムシする天気が続きましたね~
早くカラッと晴れる夏になってほしいです!
みなさんは夏の予定はたてられましたか~?
僕たちも夏の暑さに負けないくらい
熱い番組をお届けしますよ~!!
それでは来週の「しまねGO!LAND!!」もお楽しみに~♪
♪ ソングリスト ♪
雨上がり / レミオロメン
STRAIHT THROUGH MY HEART / Backstreetboys
大切なもは君以外に見当たらなくて / flumpool
ビー玉 / 大塚愛
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