SPRING HAS COME!
ダイアリー | 2010年2月3日
明日は立春。新しい季節の始まりです。
今年正月に届いた某レコード会社のメッセージにこんなことが書かれていました。
エレキギターが発明されて80年。
ロックンロールの歴史は、たったの50年。
レコードからCDへ。そして、音楽ファイルへ。
「音楽」をとりまく環境は、かつてないスピードで変化しています。
だけど、どんなに時代が変わろうとも、けっして変わらないものもあるはず。
音楽は、消費されるべきものではない。
美しいメロディに。本物のメッセージに。流行りすたりなんてないのですから。
次の世代にも、次の次の世代にも、ずっとずっと愛される音楽を。
新しい季節。今日も心に届く音楽を贈るよ。
≪角秀一の読まずに死ねるかのコーナーその⑭≫
【1Q84/村上春樹著/新潮社】☆☆☆☆
べたな作品かもしれませんが、時間が経つにつれてじわりじわりしてきたもので・・・。
去年一番売れた小説。でも一番読まれたのかな?
もしかして、買ったけど読んでない人が多いんじゃないかな。
僕も、最初の読み始めで挫折してしまいました。
どこがおもしろいのだろう。そんな感想でした。
そして、時間を開けて読了したのですが、上巻の最後で「おやっ?」と感じ、下巻ラストでは「これはもしかしたら・・」と湧き出る感情が生まれたのです。
凄い恋愛小説ではないかと。
続編も出るということですが、もし、読まずに積んだままの方、無理して読み進んでみてください。