稲田茂ダイアリー

大人になってもらった名前。

“名前は、生まれて最初に両親がくれたプレゼント”
最近、ラジオCMで一番すきなコピーです。
(名前の好き嫌いではなく…)

自分もそうですが、親は親なりに「願い」を込める。
それがわかった時に、すこし大人になった気がしたものです…。

さて、私たちと「名前」が別の意味をもつ世界がありますよね。
芸術家(作家・音楽家・俳優)や芸人さん、
プロアスリート(相撲・プロレス・スポーツ選手)などです。

こうした世界は、“師匠”から名前をもらうことが多いようです。

先日、落語家の桂 三枝さんに弟子入りして話題になった
ピン芸人の「世界のナベアツさん」。

新たな芸名は「桂 三度(さんど)」だそうです。
かつての肩書「漫才師」、「放送作家」から
今度こそ大成して貰いたい…
“三度目の正直”の意味を込めたのだとか。

名前をもらった三度さん。
気に入ったかどうか……そんな次元じゃない事は分かります。

ただただ、涙を流していたそうです。