サクラの「誇り」。
ダイアリー | 2015年10月12日
ラグビーW-Cup B組 JAPAN vs U.S.A。もう早朝から目が真っ赤…ただ滂沱の涙です。
すでに南アフリカとスコットランドが準々決勝進出…今大会の優勝争いに、この試合が直接関与することはない… なのに英国グロスターのスタジアムの盛り上がりたるや!!
ここまで全敗のアメリカには、このまま終わるわけにはいかない意地が。日本には2019年大会の自国開催へ向け、 国民にラグビーの魅力をさらに刻み込むミッションがある。
そして試合は、誰一人妥協しない両軍すべてのメンバー、スタッフ、その目撃者として、「ニッポン」コール、「U.S.A」コールで声をからす観客席によって、魔法のような輝きを放って幕を閉じました。
28-18、日本勝利の瞬間。ラグビーというスポーツの持つ最も美しい場面が訪れます。
お祈りポーズで有名になった五郎丸選手が、何より先にアメリカ選手へ握手を求めます。
逆境にあって最後の一瞬まで不屈の闘争心をもやすことがどれだけ尊敬に値するか…
互いのエネルギーを削りあったアメリカのプレーに改めて学び、それを称える心を示してくれた誇るべきふるまい。
ラグビーの母国・英国で新たな歴史を刻み、どこまでも爽やかで、勇敢で、紳士だった私たちの代表選手たち。
通算成績3勝1敗で、2019年のW-CUPに虹をかけたと思います。
サクラのジャージーに、ありがとう!!