故意か、否か…とは
ダイアリー | 2014年10月31日
福岡Softbankホークス日本一。秋山監督、胴上げで有終の美を飾りましたね。
ただ、その瞬間が”激情のるつぼ”とは言い難かった…やっぱり最後のアウトが「走塁妨害」によるものだったから。
審判団の毅然とした判定を揶揄はしません…が、タイガースファンにもスッキリ受け入れられるには「そのシーン」が場内(放送でも)映像で再生されたほうが良かったと思うのです。
「あぁ、これならしょうが無いよな。」と。
逆に、それが混乱を呼び本拠地球団の優勝に水を差す、いかがなものか…そんな計算を感じたのは私だけでしょうか。
野球独特のゲームセット~即座にマウンドで胴上げ…の慣例に早く持って行きたかった。まぁそれこそが「本拠地」「敵地」の力学なのですが。
さてネットで、最後のアウトとなった西岡選手が、インフィールドを「故意に走った」かどうかの論争を見ました。
経験者の方は認識できるでしょう…「故意に送球を、妨害すること」と「セーフになる可能性を求めること」両者はイコールではない。明らかに精神構造が違うと。
そのプレーには最後の最後まで他力でなく、自力で敗北に抗ったプロの意地を感じました。
国際大会で世界の頂点をつかみ取ってきたサムライは、きっと我々が思う以上に崇高な心も持ち主のはず。