稲田茂ダイアリー

これ何の「実」?

山の頂きへ駆け上っていく新緑を見に行く途中…大山のすそ野の果樹園でちょっと休憩。

今、直径1cmくらいの梨の赤ちゃんです。もう「袋掛け」をしてあげるタイミングかな?
(中学の頃の懐かしい体験学習が思い出されます。)

防水加工をしてある白い袋を
1コ1コの実に 全部 被せてゆくんです。
同級生で多い人は1500枚~2000枚くらい、競いながら掛けましたよ!

常に上を向いての作業なんで、夕方に首・背中がピキピキに…。

これを栽培農家のみなさんは一家総出でやるって知ってからというもの、秋に味が違って感じられました。

当時の作業賃は1枚被せて1円くらいだったかな。
生徒会で修学旅行とか行事の時に使わせてもらったっけ。

4月に撮影を終えた鳥取県西部のご当地映画『梨の花は、春の雪』。

主人公の女性は、ひょんなことから梨作りに魅せられていく…。

この緑の小玉を眺めているうちに、大変だけどそのきっかけもちょっぴり理解できる気がしました。
ほんと、時間が経つのを忘れるくらい可愛いから!