イベントレポート

エフエム山陰がお届けしたイベントなどの様子をご紹介します

エフエム山陰・BSSラジオ共同制作 防災特別番組「命と暮らしを守るパートナー~いざというときのラジオ~雪害と火災予防 編」

ラジオはいつでも、どこでも、あなたの暮らしに寄り添います。
エフエム山陰 と BSSラジオ、山陰に位置する2社のラジオ局が共同制作する特別番組の第8弾。

  • 2021年12月12日(日)8時30分~8時55分
  • パーソナリティー 桑本みつよし(山陰放送アナウンサー)、大坂愛(エフエム山陰アナウンサー)

2局防災 収録風景

この冬(12月~2月)は 例年より 冬型の気圧配置が強まる日が多い予想です。
さて2021年11月から気象庁ホームページでは「降雪短時間予報」➡「今後の雪」という新方式がスタート。従来は、今後降る雪の予測量は、「24時間」でしたが、きめ細かく「6時間」でデータが出ます。
降雪データは、分布地域など精度が向上していますが、雪の量に関して少なめに出る傾向があるため、注意報・警報など段階を追って出る情報と合わせて活用して下さい。
また雪道での運転は、慎重な判断が求められるため「時間」と「ココロ」に余裕が必要です。そして励行してもらいたいポイントが3つあります。

①   「かもしれない運転」 路面が凍っているかも…タイヤが滑るかも…停まらないかも…を想定
②   路面が濡れているように見えても凍結している「ブラックアイスバーン」に警戒を
③   大雪で足止め中、マフラーが雪に埋もれると一酸化炭素中毒に要警戒、マフラー周りを除雪!

一方で、空気が乾燥して火災の危険性が高まる冬は、とにかく火災予防こそが重要です。
家庭に設置の「火災報知器」は、10年が交換の目安です。正常な作動のためにも点検しましょう。また台所などで火災が発生した場合、自分で消火可能なのは天井に達するまでの間です。消火作業に当たっては、真っ白に視界が遮られる可能性があるため、避難する「逃げ口」を背にするようにして下さいね。(逃げ口をすぐ認識できます)

あわせて、万一の地震発生の際に、家電が消えていても 再通電の時に火災の危険がありますので、インテリアもカーペットやカーテンも、防火性能の高い材質を選びたいものです。

大雪時、火災いずれも、いざという時に備える心構えを、学んだ取材となりました。