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「おがっちの島根学講座!みたいな!」7月22日

2016.07.24 Sunday

投稿者:おがっち

地域が誇る、知る人ぞ知る、島根県内各地の魅力を紹介するしまね学講座、今回は、「島根県立古代出雲歴史博物館」についての情報です。

担当は、古代出雲歴史博物館の間野大丞)さん。

・「島根県立古代出雲歴史博物館」について。

島根の特色ある歴史・文化について、調査研究し、その成果を全国に発信しています。
博物館の中央ロビーには、出雲大社境内から2000年に発見された、「宇豆柱」を展示しています。

展示室では、出雲大社、出雲国風土記、青銅器の3つのテーマから、島根の古代文化を紹介しています。
そして、大きな企画展・特別展を、年に2〜3回開催しています。
前回は「特別展 遷宮」を開催し、約2万人もの方に来館いただきました。

・企画展「いわみもの 暮らしを形づくる石見のやきもの」について。
「いわみ」は石見地方のことです。
実は「いわみもの」は石見の魅力を発信していくために新しくつくった言葉で、石見の土地の恵みを生かして作った魅力的なものをすべて「いわみもの」と呼んでいます。石見焼、石州瓦、石見根付、などです。
どれも石見の人たちが切磋琢磨して作り出した暮らしに欠かせない品々で、展覧会では、「いわみもの」のなかから、わたしたちが暮らしのなかで、もっとも身近に使っているやきもの、「石見焼」を取り上げています。

・「石見焼」の特徴について。
石見焼は石見の良質な粘土に、赤色や透明のうわぐすりをかけ、高温で焼き上げることで、赤みを帯びて丈夫なところが特徴です。
その歴史は江戸時代後期までさかのぼり、大正の頃には全国的にも使われていた身近な暮らしにかかわる焼き物で、今も作り続けられているんです。国の伝統工芸品にもなっています。
その中でも、「はんど」と呼ばれる赤茶色の甕は特に有名なので、きっとどこかで目されたこともあるのではないでしょうか。

・企画展の内容について。
展覧会は「集合」「誕生」「鮮烈」「躍動」「煌星(きらぼし)」「奮闘」の六つの章で構成しています。
前半部分では、もっとも古い石見焼のはんどや、高さが1メートル以上もある大きなはんどを並べて展示しています。石見焼の歴史と技術のすごさを実感していただきたいと思います。
後半部分では、明治時代・大正時代の台所のようすを描いた本やポスターを展示します。当時、描かれたビジュアルな資料をとおして、私たちの暮らしがどのように変化していったのを考えていただければと思います。

このほかトピック「いわみものと民藝」では、柳宗悦が絶賛した益田市の喜阿弥焼と人間国宝・芹澤?介の作品を紹介します。民藝ファンにはたまらないコーナーです。
さらに、エピローグとプロローグでは、脚本家・エッセイスト・作家として活躍した向田邦子さんが愛用した「いわみもの」の片口も紹介しています。

・開催期間中の関連講座やワークショップについて。
いわみものの講座は7月、8月、9月の3回あり、いずれも定員100名で無料です。ワークショップもものづくり体験やフラワーアレンジメント教室があって、フラワーアレンジメントはおかげさまで定員に達しました。
いわみものの魅力を再発見する展覧会になっています。ぜひお越しください。

・今回の一曲
星野源「Week End」

<プレゼント>
企画展「いわみもの 暮らしを形づくる石見のやきもの」チケットを、抽選で、5組10名様にプレゼントします。
「企画展チケット希望」と書いて、住所、氏名、連絡先の電話番号を明記の上、エフエム山陰「おがっちのレトロ本舗」プレゼント係まで、ご応募ください。
締め切りは、7月28日必着です。

次回は8月12日の放送です。

http://www.fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=1214
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 06:00 PM comments (x) trackback (x)

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