5月5日こどもの日、浜田市の三宮神社で行われている｢浜田の夜神楽2018｣を拝観しに出掛けてきました！

改めて、山陰は横にながーい県ですね！汗
旅行並の意気込みで出かけましたよ(笑)

石見神楽はみなさん知っての通りド派手な演出と衣装が特徴！観ている人の心を掴んで離さないとよく聞きますがその通りでした。

毎週土曜午後8時から、様々な社中が交代で公演しますが、私が観たのは｢追原(おいばら)神楽社中｣でした。
平成23年結成の社中ですが、年齢も平均20代半ばだそうで、と若いのです！！
でも、地域の文化を若い人達が自ら背負って立ち上がるって素晴らしい！
地域に石見神楽が根付いている理由は、そこからも分かりますね。
演目は天神、大蛇の2演目。
どちらも石見神楽の見せ場！！ゴールデンウィークということで、県外からのお客様も会場の半分はいらっしゃいましたね。

三宮神社はそんなに大きくはない神社で、本当にここであんなド派手な神楽をするのかと疑いましたが、なんのその！
ステージを余すことなく使い、お客さんと演者の距離は目と鼻の先ほど。ある意味凝縮された空間での拝観でした。
それだけに、演者の方が動く度に振動が全身に伝わり、大蛇が火を吹き、煙を撒く演出では匂いもしてきて、全てがリアル。
迫力、という言葉だけでは収まらないスケールの感情が、私の中を走り抜けていきました！

特に演目大蛇では、4体が大暴れ！
そこにスっと現れたスサノオのカッコいいこと！！
オロチの胴体が苦しみで渦巻き、その渦の中心で力強く刀を振りかざすスサノオ。

その迫力と気迫に観客皆息を飲んで、真っ直ぐ観ていました。
もう、何も考える暇はありません。
ただただ、その世界に没頭していました。

大きな拍手に包まれた会場、演者のみなさんの清々しい表情もまた良かった。

およそ1時間の公演でしたが、あっという間でした。この1時間にものすごいエネルギーを注ぐのですね。素晴らしいわけです。

この公演は来年3月まで続くそうですよ。
大田市温泉津町でも夜神楽されていますのでぜひこの興奮共有しましょ！！

10:32 ミラクル／チャーチズ
10:45 壮麗詩〜大地の祈り〜／姫神
10:53 神楽灯火／奈都子