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「おがっちの島根学講座!みたいな!」7月24日

2015.07.27 Monday

投稿者:おがっち

おがっちの「島根学講座!みたいな!」
このコーナーは、地域が誇る、知る人ぞ知る、島根県内各地の魅力を紹介してきます。

今回は、津和野町役場つわの暮らし推進課の内谷元さん。

・津和野町について。
津和野町は、「山陰の小京都」とも呼ばれる観光の町ですので、掘割を泳ぐ大きなコイをご覧になられた方も多いでしょう。
そんな津和野町ですが、今年4月に文化庁による日本遺産認定を島根県内で初めてうけることができました。
認定を受けたのは「津和野今昔 百景図を歩く」と題したものです。これは江戸時代に描かれた津和野の町の風景が、現在でも色濃く残っていますので、当時と現在の姿を比べて体験できる町として高い評価を受けました。
また、平成25年の災害によって、一時運休となっていたSLやまぐち号が昨年8月から運行を再開し、多くの乗客を乗せたSLの汽笛も以前のように町に鳴り響くようになって、賑やかさを取り戻しています。

・「つわの暮らし推進課」について。
町外からのUIターンのお手伝いを中心に、まちづくり団体のお手伝い、生活の足となる町営バスの運行、地元・津和野高校の支援や企業誘致、広報・ホームページの運営など皆様の生活に関する業務を行っています。

・「日原天文台」について。
津和野町にある日原天文台は、1985年に日本では初めてとなる公開型の天文台としてオープンしました。
日本が世界に誇る望遠鏡・すばる望遠鏡と同じ技術が使われた直径75cmにもなる迫力ある反射型望遠鏡を使って、一年を通じて天体観測が楽しむことができます。天文台は、町から少し高い山の一角にあるので、周囲の光に邪魔されず、とてもきれいな星空観測が楽しめます。
平成20年には日本環境協会による観察の結果、星空観測の障害になる光、「光害」が本州では一番すくない場所として認められました。

お盆前はペルセウス座の流星群が観測しやすいので、たくさんの流星を肉眼で楽しめますし、夏は望遠鏡ではっきりとした土星の輪っかを見ることができます。

また、天文台併設の、星と森の科学館や天文資料館では、星にまつわる様々な展示がや天体観測グッズなどを手に入れる事もできます。

・日原天文台30周年にまつわるイベントや夏休み企画について。
開台30周年を迎える日原天文台では、1日から7日までの一週間を「星を愛する週間・スターウィーク」として夏の空で観ることができる星座の説明をいつもより詳しく行っています。期間中、七夕でもある7日は、男女ペアでご来場の場合、入館料が半額になるサービスも行っています。

また、8月12日には、ペルセウス座流星群観測会を夜間から翌朝早朝にかけて行います。条件が整えば、夜空に流れるたくさんの流れ星を見ることができます。
月末となる8月31日は、開台30周年記念として天文台を含む全施設が無料で利用できる一日となっています。
天文台近くにはキャンプ場やペンションといった宿泊施設もあるので、ご家族皆さんで夏休みを利用して、日中は山の中で自然体験を、夜にはゆっくり星空観測を楽しむことができます。
9月以降も星雲団の観測会を行うなど、様々なイベントを用意しています。

30周年を迎える天文台の他、最初にご紹介させていただいた日本遺産など津和野町は、自然以外にも伝統文化などたくさんの魅力に触れ合うことができる町です。ぜひ皆さんのお越しをお待ちしています。

・今回の一曲
さだまさし「案山子」
(この曲は、離れて暮らす兄弟の田舎にすむ兄が、都会で生活する弟に対して歌った曲と言われています。この歌で歌われている風景が、実は津和野町の情景を歌ったものだといわれています。)

次回は8月14日の放送です。

http://www.fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=1080
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 12:38 PM comments (x) trackback (x)

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