夏の甲子園、今昔・・・::ガッツ da レディオ！

夏の甲子園、今昔・・・

2012.08.16 Thursday

きょう、8/16は高校野球史に残る“5打席連続敬遠”の日でした。

野球漫画の名作「ドカベン」で
主人公・山田太郎が江川学院の中（あたる）投手から
連続敬遠を受けた話…それが「実話」になったのが
ちょうど今から20年前のきょう。

当時、高知・明徳義塾はベンチの指示で
石川・星陵高校の主砲／松井秀喜にバットを振らせない作戦を決行。

プロ注目の“ゴジラ”を見ようとその日の第3試合は超満員。
そこに明徳のエースは故障のため、外野登録だった選手が登板…
いろいろ伏線はありました。

ですが、あきらかに勝負を避け続ける投球に味方アルプスからも
“ブーイング”が。
（全打席、キャッチャーは座っており、記録では与四球あつかい）

「勝利のために」を徹底した明徳は、3-2で勝利したのですが…
スタンドからは、怒号とモノが投げ込まれました。

のちに巨人・メジャーで活躍する松井の伝説的エピソードですが
当時は、社会問題として「事件化」されたものでした。

別の競技であったならば、対戦チームの主力選手を
「いかに完封するか」が当たり前に実行されています。

それでも高校野球には勝利至上主義は似合わない。
（許されない？）

21世紀になって、その傾向はますます強まっている気がします。
プロ、社会人、大学、高校…みんな同じルールなんですけどね。

http://www.fm-sanin.co.jp/guts/index.php?e=2002
稲田ののぼせもんダイアリー 06:49 PM comments (x) trackback (x)

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