エフエム山陰 緊急地震速報 2008年7月1日スタート

エフエム山陰ではどう伝えるか?

エフエム山陰は2008年7月1日から「緊急地震速報」の放送運用を開始しました。また、以下のように合意しています。

「緊急地震速報」の放送運用開始を2008年7月1日とし、今後さらに認知度のアップを図るため、PR活動を展開する。
「緊急地震速報」は地域性の高い情報であり、各局がそれぞれのサービスエリアに密着した情報として放送することが最もふさわしいと考える。
※具体的には、各局によって、サービスエリアが微妙に異なりますが、山陰地区で震度5強以上(次の項参照)の地震が予測される時のみ「緊急地震速報」を放送します。
「地域情報」という「緊急地震速報」の特性から、それ以外の地区で大きな地震が発生しても「緊急地震速報」は放送しません。
これまでも放送している地震の揺れが済んだ後の「震度速報」は、これまで通り全国の地震の震度をお伝えします。
放送にあたっての震度基準を、過去の地震災害の実態や二次被害発生の懸念等を踏まえ、「震度5強」に置くことにする。
※「緊急地震速報」には、「伝えることによる減災効果」と「伝えることから生じる二次被害」という2つの側面があると私たちは考えます。「伝えることから生じる二次被害」を考慮すると、放送する際の震度基準を「震度5弱」に置くことには検討の余地があると考えています。というのも、「伝えることから生じる二次被害」という観点では、例えば道路上のドライバーによる過剰反応によって事故が発生するなどが想定されます。そして、山陰地区の主要道路では渋滞、又は繋がって走行している状態が多く見受けられます。
こうしたことから、山陰地区での放送の震度基準を「5弱」ではなく、「5強」としました。しかし、震度基準は、地域の特性などもあり、全国一律に決められるものではないと考えています。
ちなみに、NHKのラジオ・テレビ、民放テレビ、全国の他の地区の民放ラジオの一部は気象庁の発表基準と同じ「震度5弱」以上で放送します。
速報の「報知音」は、いつでも誰でも認識できるよう各局で統一することが望ましく、NHKと同一音を使用することとする。
「緊急地震速報」は秒を争う「速報」のため、通常番組、コマーシャル、提供クレジットを放送中でも、中断して放送します。
エフエム山陰では、緊急地震速報を下記の通りにお伝えします。
<報知音♪> 「緊急地震速報。強い揺れに警戒してください。」