しまね GO!LAND!!

提供/神々の国しまね実行委員会(島根県観光振興課)

2月15日~花ももステーション&NPO法人「美又ゆめエイト」~

今週のしまねGO!LAND!!いかがでしたか?

  今週番組でお伝えしたのは

  花ももステーション & NPO法人「美又ゆめエイト」  でした。

 

 

 

◆◆◇◇◆◇  花ももステーション  ◇◆◇◇◆◆

 

今回私ゆうと、ゆるキャラだいじゅは
雲南市大東町

JR木次線の停車駅 下久野にお邪魔してきました~☆

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木造作りがどこか懐かしい、とても素敵な駅でした(*^_^*)

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今回ここでお話を伺ったのは
花モモステーションの山﨑正幸さんです。

 

雪が積もってるかもしれないしな~・・・と、少し早く出たこの日。
到着も早かったので、だいじゅに雪でもぶつけて遊んでようかな~なんて考えていましたが
約束の時間のずいぶん前から、山﨑さんがストーブをつけて待っていてくださいました(*^_^*)

取材前にも、何度も会社まで足を運んでくださり
打ち合わせに来てくださった山崎さん。

とっても優しい笑顔が印象的な、丁寧で誠実な方でした(^-^)

山崎さん、ありがとうございました!

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山﨑さんが活動されている花ももステーションの団体の説明の前に
私たちがお邪魔した、雲南市大東町下久野 について教えていただきました☆

下久野は
東西に久野川が流れ、両岸には山がそそり立つ
細長い地形をしています。

水と空気がとても清らかで、
季節になると山にはこぶしの花が咲き

カジカガエルが鳴き、ホタルが舞う

そんな自然豊かなところです。

 

この下久野のご出身の山﨑さん。

下久野の一番の魅力を伺うと

「豊かな自然はもちろんですが、なにより一番の魅力は人情味あふれ
人が優しくあたたかいところだと思います。
相手を思いやり、絆を大切にする。それを強く感じています。」
と山﨑さん。

山﨑さんのお人柄を見ていたら、そのコメントにも大いに納得した私たちでした(^_^)

 

そんなあたたかいお話を伺ったところで
花ももステーションについても伺いました(^-^)!

そもそも花ももステーションという、とってもかわいいネーミングの由来は

昭和57年に開催された「くにびき国体」を記念し

花ももの木を、道路の沿線や公共施設そして下久野駅にも植樹しました。


記念植樹した「花もも」と、駅の「ステーション」から

名称を『花ももステーション』に決め

平成20年度より雲南市と管理委託契約を結び

維持管理と切符販売受託業務を主な目的とし

16名で 花ももステーション という団体を設立したのが始まりです。

 

 

具体的には、年3回駅周辺の環境整備をしたり
駅の活性化とJR木次線の存続を願い、毎年春と秋にイベントを開催しています(^-^)

その話を聞くやいなや、イベント好きのこのゆるキャラが黙っているわけがありません(笑)

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『山﨑さん!イベントってどんなことをされたんですか!?』とだいじゅが聞くと
直近のイベントを教えて下さいました(^-^)!

昨年11月に、第11回花ももステーションのイベントが開催されたんですが
そのイベントでは、農産物の販売や
島大生によるよさこい踊りや
ギターライブ
安来節一行による郷土民謡などを行い

そのイベントは大盛況だったようです!

しかしそんな楽しいイベントには、こんな素敵な話の続きがあったんです。

 

地域に密着し、地域の問題解決や地域貢献について

現場での活動を通じ学ぶことを目的とする

島根大学の‘中山間地域フィールド演習’の授業で

3名の島大生がこの下久野駅を希望し、駅のスタッフと一緒に活動することにされました。

そして、花ももステーションをPRするための看板を設置する必要性を感じ

手作りの看板の作成が行われました。

 

作成するにあたり、雲南市立久野小学校が今年の3月末をもって閉校することがあり

子どもたちの記念になれば という想いから

手形によるかわいい花びら模様を描いた

世界でひとつだけのとっても素敵な看板が出来上がったんです(^-^)

 

 

☆その看板がこちらです☆

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小学校の子どもたちにとっても、地域の方にとっても、心に残る素敵な看板ですよね(^-^)

そんな心あたたまる、花ももステーションの活動のお話をうかがったところで
下久野駅の構内を案内していただきました☆

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『駅ナカ・・・カフェ・・・!?』

 

食べること、飲むことが大好きなゆるキャラが黙っているわけがありません(笑)

『ここは、何をするところですか!?』と、常にお腹を空かせているだいじゅが口を開くと

『普段は、電車の待合時間などのお客様にここでお茶を飲んでいるんですよ』

と山﨑さん。

そしてさらに・・・

『お腹が空いたでしょう。お弁当食べてください(^-^)』と・・・。

このとっても嬉しい展開に、だいじゅのお腹も大喜び(笑)

DSC03934味の玉手箱や~♪

 

駅の近くのお魚屋さん、植田魚店さんの美味しいお弁当を山﨑さんが用意していてくださいました!!
とっても美味しかったです☆山﨑さん、ありがとうございました(^-^)

 

だいじゅのお腹も満たされたところで、散策再開!!

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ホームにも行ってみました☆

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いいですね~!!絵になりますね~!!

 

こうなってくると、カタチから入るだいじゅはやっぱりコレをします!

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まったくだいじゅは~・・・。と呆れるフリをしながら、私もしないわけにいきません(笑)

 

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山﨑さんに車掌帽をお借りして、なりきってみました☆

 

 

そして、こんな看板を発見!!

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 ちょっと見えにくいですが
『ようこそ駅ナカ農園』

と書いてあります。

駅ナカ農園・・・??

駅のナカに、農園・・・・・???

 

私たちがその看板の意味を理解しようと、看板とにらめっこしていると
山﨑さんが、その意味を教えて下さいました!

なんと!
この下久野駅では、毎年数種類の野菜を栽培し

観光で訪れた方などに無料で
収穫体験をしてもらう取り組みがされているんです\(^^)/

 

現在はほうれん草と玉ねぎなどが栽培されており
駅構内の空き地を活用していちごの苗 約400本を植え付けされたそうで
今から春が来るのが待ち遠しいんです、とおっしゃっていました(^-^)

 

この日は、雪が積もっていたので、農園部分は少し見えづらいですが
こちらです↓

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実際、都会から来たお子さんなどは、野菜がどんな形で成って
どんなふうにして収穫するのか知らないことが多いので
収穫ができるこの取り組みはとっても喜ばれるそうです(^-^)

 

駅の中で収穫体験ができるなんて話は、これまでに聞いたことがありません!!

画期的ですよね~。

それもそのはず。

この取り組みは全国的に見てもとても珍しく
テレビ、新聞、数多くのメディアに取り上げられました。

 

すごいですね~!!!と、私たちがすっかり感心していると

『でもその取り組みは一過性のものにすぎず
なかなか収益をえることには繋がらなかったんです。』

と山﨑さん。

でも熱い心と行動力のある山﨑さんはここで諦めたりしません!

これではいけない!との想いを共有した駅のスタッフ3名が

自己資金で3年前に民家の車庫を改造し

駅ナカ工房

を立ち上げられたんです!

 

その工房では、地域資源のタケノコを使った
たけのこの佃煮 の加工・販売を手がけ
とっても美味しいと大好評☆彡

 

 

 

私たちも試食させていただきましたが、タケノコに山椒が加えられていて
山椒の香りがほどよくきいていて、とっても美味しかったですよ\(^^)/

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そして皆さん、お気づきでしょうか?

 

 

この商品のパッケージの上部に描かれている
桜の花びら✿

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これは、雲南市のシンボルマークです。

 

普通の桜の花びらは5枚ですが、このデザインでは6枚の花びらが描かれています。

 

6枚の花びらは、雲南合併の6町村を

イメージしていることと

4つ葉のクローバー同様に幸運を引き寄せる

メッセージが含まれています。

 

 素材にこだわった商品があり、その商品に描かれている雲南市の
シンボルマークが、さらにこの地をアピールすることにつながりますよね☆

こうしたすべての取り組みを通じ、
ここ下久野の、そして雲南市のさらなる発展に繋がっていくことだと思います(^-^)

山﨑さん、素敵なお話をありがとうございました!

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みなさんもぜひ下久野駅に行ってみてくださいね☆
人のあたたかさに、時がゆっくり流れるこの駅舎に
きっと癒されると思います☆彡

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○●○●○  NPO法人 美又ゆめエイト ○●○●○

 後半は
どう見ても親子にしか見えないコンビ、僕コジローときこちゃんが

浜田市金城町美又地区にお邪魔しました(*´∀`*)

そして、お話を伺ったのは

NPO法人「美又ゆめエイト」理事長

佐々原熊雄さんです!!

なんと、今日15日は熊雄さんの69回目のお誕生日!
おめでとうございます!

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この日、僕たちの乗る車のカーナビは工事通行止めのアクシデントをリカバーできず、
細い山道をグルグル
…(教訓!文明に頼り過ぎは怪我の元!)

お約束の時間を大幅にオーバー(´;ω;`)

にも関わらず…にも関わらずですよ?!

優しい笑顔で出迎えてくださったのが

佐々原熊雄さん!

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嫌な顔どころか、遠かったよね!寒かったよね!と心配してくださり
薪ストーブで部屋はポッカポカのあったかい状態に!

そんな熊雄さん、小さな頃はそのお名前のことが嫌で嫌でならなかった。

でも、大人になったら、熊雄という名前は直ぐに覚えてもらえる個性的な名前。
ご両親に感謝をしていると仰っていました。

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では、そろそろ本題(´▽`)
NPO法人「美又ゆめエイト」とは!をご紹介!

発足のきっかけは?

やはり人口問題だそうです(;_;)

50年前は約1100人暮らしていたそうですが…

今では、1/3の約360人ほどまで減少!

こりゃなんとかせんと…の想いから

この美又地区に、競争力のある特産品を創り出し、
そして再び美又温泉に活気を取り戻さなくては…の思いから

平成25年6月にNPO法人の認可を受けられたそうです。

湯気の里づくり委員会_.25.4.14

ゆめエイト会議

メンバー数は?

美又地区には8つの集落があり、各集落から2名の代表
そして地区内にある2つの団体から、各1名づつの

合計18名

ん?8つの集落???

 ネーミングの意味は?

 ひょっとして…8つの集落の…

8=eight??!!→エイト!! 

大正解!!でしょ??熊さん!?

……結果は70点!orz

そんな単純なものではなく、エイトにはもうひとつの意味が込められていました。

その意味とは…

create創造する→クリエイト

美又地区の、夢を8つの集落の力と知恵を結集して創りあげる!
そんな想いから「美又夢エイト」と名付けられたそうです(・∀・)

主な活動は?

いよいよ、ご紹介する時がきました!
収録でもご紹介しましたが…というか、名刺交換もそこそこで行われた大切なイベント!

!!試飲会!!(*´∀`*)

そうです、「美又ゆめエイト」の主な活動の最重要課題は

黒米焼酎「黒大蛇(くろおろち)

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 そして、その試飲をさせていただいた感想は!

35度というアルコール濃度とは思えない、優しい口当たり。

米焼酎に有りがちな頼り無い感じではなく、存在感がある飲み口。

アサムラサキという古代米が原料。

     asamura 

元々、アサムラサキを原料としたお酒は、宮中に献上されるほどの貴重なもの。

その上健康にも良いとされる古代米!

そして、そして「スサノヲノミコト」がヤマタノオロチを退治する際に飲ませたのも、古代米が原料だとか…

というか、スサノヲの時代、ササニシキやひとめぼれはなかった訳で…当たり前か!( ^∀^)

 

カンパーイ!確かにこれは…美味しい!旨い!進む!

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リスナーの皆さん、これも仕事のひとつなんですよ?
決して自ら欲したとか催促したとか…そんなんじゃないですから(・∀・)

話を戻して!

「美又ゆめエイト」は

NPO法人としては、日本で初めて酒類の自己商標卸売業免許の

認定を受けられたそうです!

すごいことですよね!

そして

主な活動は、基本的に3本柱!

 まず最初は、既にご紹介している
■「黒米焼酎 黒大蛇」

県知事表敬_H.25.12.6) 

 金城町さざんか祭_浜田市長_H.25.11.2 NPO会員で撮影2

知事や市長にも試飲していただき、ご好評をいただいた!
と、嬉しそうに語っておられた熊雄さんが印象的でした。

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そして二番目は!
 ■黒大豆で作る「黒大豆豆腐」

加工グループ勉強会加工を受け持つ「夢はち工房」の勉強会の様子

現在の夢はち工房は、公民館などで活動中、
この春には廃校になった保育園を改装して、夢はち工房だけの拠点ができあがるそうです。

楽しみですね~(*´∀`*)

 ●

 そして三つ目は
■こんにゃく

現在地区内で作っているこんにゃく芋。
しかし!こんにゃく芋は、植え付けから3年経たないと収穫することができない…らしい。
早く毎年収穫できるようになれば良いですね(´▽`)

そしてこの三品とも、地元で採れた食材を加工したもの。

その上、何しろ「黒」にこだわったものばかり。

こんにゃくも、濃いグレーということで「黒」の範疇に入れてもいいですよね?!

「美又ゆめエイト」の事業形態は! 

一次産業の「地元農業」■

黒大豆土寄せ作業

二次産業の「ゆめエイトでの加工」■

黒大豆豆腐加工試作_H.26.1.12 

三次産業の「美又温泉等での販売」■

この三つを総合して、いわゆる六次産業の完成!

美又地区一丸となっての活性化事業の成果が現れるのが、今年の春。

サクラサク季節に、美又地区の想いが花開くのが楽しみです!

と熊雄さん!

そんな「美又ゆめエイト」活動のキーワードは!

にぎわい・なりわい

 まず、にぎわい

人口問題解決!美又温泉に来られる顧客の獲得!
人口問題については、美又ゆめエイトのメンバーで協議。

総務省 地域おこし協力隊という事業に参加
都会から、この美又地区に移り住んで、一緒に頑張ってくれる人を募集するこの事業。
今回3名の応募者があって、幸先が明るい!と語られる熊雄さん!

そして、なりわい

「黒大蛇」を筆頭に、「黒大豆豆腐」「こんにゃく」の黒三品の他に
豆腐やこんにゃく製造の副産物として、お菓子(ソフトクリーム他)・惣菜などを武器として
関わる人、全てがこの事業が「生業」となるように育てていきたい!

とのことでした。

最後に、熊雄さんが伝えたい、声を大にして言いたい事!

とにかく美又に来て欲しい!

そして

「黒大蛇」を呑んで欲しい!
「黒大豆豆腐」や「こんにゃく」そしてソフトクリームやお菓子を
食べて欲しい!
お土産として持って帰って欲しい!

美又温泉に入って、焼酎を呑んで、心身の疲れをリフレッシュして欲しい!

これが、熊雄さんの願い!

 熊雄さん、この美又地区にたくさんの賑わいが蘇り、
関わっている全ての人達の笑顔が溢れかえることを、

スタッフ一同、心から願っています。

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お忙しい中、取材に応じてくださり本当にありがとうございました!

 ●

今日は奇しくも、穏やかな笑顔が印象的…でも、
熱い想いをしっかり語っていただいたお二人が登場!

「花ももステーション」 
山﨑さん、ありがとうございました。

「NPO法人 美又ゆめエイト」
佐々原さん、ありがとうございました。

 ● 

来週は、出雲市と雲南市にお邪魔しますよ~☆
ぜひ聞いてくださいね(^-^)

それでは来週の「しまねGO!LAND!!」もお楽しみに~♪

  

  ♪ ソングリスト ♪
あの空の向こうがわへ / ジャンクフジヤマ
小さな恋のうた / モンゴル800
桃ノ花ビラ / 大塚愛
Viva La Vida /Coldplay
 ずっと feat.HAN-KUN&TEE /SPICY CHOCOLATE