しまね GO!LAND!!

提供/神々の国しまね実行委員会(島根県観光振興課)

2月2日の「まちあるき」~だんごでハシゴ&足立美術館~

 

今週のしまねGO!LAND!!いかがでしたか?
 

今週番組でご紹介したのは、

だんごでハシゴ~松江だんご屋さん食べ歩き~

足立美術館

 

 

~・~・~ だんごでハシゴ ~・~・~

 

むすぶらり「だんごでハシゴ~松江だんご屋さん食べ歩き~」
のん仔とエミゾーの二人で行ってきました!

松江のお話を聞きながら松江城周辺のおだんご屋さんを食べ歩きするコース☆
おだんごたくさん食べるぞー!Let’s Go!!

今回の集合場所はカラコロ工房です!
松江おちらとあるきガイドの吉田享子さんに案内していただきました。

 

まずは京店の方へ歩いていきましょう~!
ここにある呉服屋さんはむかし、銀行として使われていたところだそうです。

明治時代に建てられたものなのでとてもおもむきを感じます。
窓の扉が蔵みたいな分厚い扉ですね!
と屋根の鬼瓦の部分をよく見ると・・・・・・

「三」の文字が書いてあるのが分かりますか?
ここが昔第三国立銀行だったのでその「三」を表しているそうです。
今でもそのまま残ってるなんてステキ~☆

 

お話を聞いていたらとあっという間に1軒目のお店 月ヶ瀬 に着きました!

お店の中に入るともうたくさんのお菓子!
ショーケースの中には様々な種類のおだんごが並べられていました。

ここでは好きなおだんご2本とお抹茶を自分でたてて楽しめる『お抹茶セット』を頂きました。
おだんごはみたらしと不昧公(ふまいこう)を選びました。
不昧公はお餅の生地に抹茶が練り込んであって、さらに上に抹茶餡が乗ったおだんごです。
このおだんごの組み合わせが人気だそうですよ!

このセットではお抹茶が2服(抹茶は1服、2服と数えるんだとか)頂けるそうですが
のん仔とエミゾーではうまくたてられないので1服目はお店の方にたててもらいました!
たて方を教えてもらえるので初心者でも安心!

いただきまーす!

もちもちしたおだんごでみたらしのタレもとてもおいしーー!!
不昧公は食べたら口いっぱいに抹茶味が広がります。
どちらもお抹茶とよく合う!!
小ぶりなおだんごなのでもっと食べたくなってしまいます。

月ヶ瀬はおだんご屋さんには珍しくラーメンがあります。
特にあご(飛魚)のダシのきいた「あごだしらーめん」は人気だそうです。
今度来た時はラーメンを食べてみようかな!

川島富代さんありがとうございました。

月ヶ瀬

松江市末次本町87  TEL 0852-21-2497
営業時間 10:00 ~ 18:30  年中無休 

 

 

次は外堀沿いを通って松江城の方へ向かいます。

松江城の周りにはお堀がありますが内側に流れているものを内堀
外側に流れているものを外堀と呼ぶそうです。
お堀といえば堀川遊覧船で有名ですね!
この外堀も遊覧船で通ることができるそうですよ。

 

島根県庁前までくると松江松平藩の初代藩主、松平直政公の銅像がありました。

  

この銅像は初陣を果たした14歳の頃の直政公だそうです。
そしてこの芝生のあたりにはむかし、直政公のお屋敷があったんだとか!
とても広いお屋敷だったんですね~!

 

そしてこれは岸清一さんという松江市出身で弁護士をしておられた人の像。
日本のスポーツ界を盛り上げるために様々な活躍をされた方です。

 

次にやってきたのは松江城の前、堀川遊覧船乗り場の近く 遊覧そば

ここはお蕎麦屋さんですがなんとおだんごもあるんです!
ここのおだんごは生地によもぎが練り込まれていて、中にはこしあんがたっぷり☆
注文してから温めてもらえるのでアツアツを食べる事ができるんです!

中に入ってる餡子があまくておいしい!
焦げ目がサクサクしてて香ばし~い ♪

おだんごのあとには抹茶とバニラのソフトクリームも頂きました。

バニラが甘すぎず、抹茶との相性バツグン!
サッパリしているのでデザートにぴったりです!
小中万里子さんありがとうございました。

遊覧そば

松江市殿町508  TEL 090-7779-2611
 営業時間 10:00 ~ 不定  堀川遊覧船が運航停止のとき休業

 

 次のお店へは松江城山を通って行きましょう~!

皆さん、お城の石垣はよくよく見たことありますか?
よ~く見るといたるところに様々な謎の刻印があります。

  

写真の刻印は松江城を建てた堀尾家の家紋で築城の際に自分が運んできた目印につけたものだそうです。
中には安倍清明の刻印「☆」と言われているものもあるそうで、魔よけの意味もあるんだとか。
松江城に来た際には石垣にも注目してみてください!見つけたらいいことがあるかも!!

 

ここは小泉八雲が通勤に使った道です。

この道を西へしばらく歩くと城山稲荷神社があります。

小泉八雲はこの神社が大好きだったそうでここのたくさんの狐の石像がお気に入りだったそうです。

 

城山稲荷神社を過ぎると3軒目のお店へるんの小径に着きました。

ここでは『ぶぶだんご』を頂きました。
お店の中ですでにおだんごが焼かれています!!
暖かい季節にはこれが外に置かれているそうですよ。

種類は白だんご、草だんご、そばだんご(季節限定)の3種類
2月からはそばだんごが桜だんごに変わるそうですよ。
そこにこし餡か味噌ダレをつけてもらうことができます。

そばだんごって珍しい!
ということで私たちはそばだんごを味噌ダレで頂くことに ♪

注文すると仕上げに炭の近くで直に焼いて焦げ目をつけてもらえます!
おだんごがぷっくりとふくらんでい~ぃ匂い~♪
おだんごが焼けたらじゅうねというエゴマの実が入った味噌ダレをたっぷりとつけてもらい完成!!

おだんごにじゅうねのプチプチとした食感がアクセントになってておいしい!
そばの風味もしっかりと味わえて、そして味噌ダレと合う!!
味噌ダレは白だんごにもよく合うそうですよ!

大きいんですがあっさりしてるのでペロリと食べられました☆

永野順子さんありがとうございました。

へるんの小径

松江市殿町488  TEL 0852-23-2008
営業時間 10:00 ~ 17:00 (冬季は~ 16:00)  不定休

 

さてさて、最後のお店はだんごや萌音 松江店です。

お店に入るとたくさんのおだんごやお餅やお菓子が並べられています。

ここではみたらし団子にズワイガニの七味をかけた『ぴりっ辛だんご』を頂きました。

ぴりっ辛だんごってどんな味なんだろう?
食べてみなくちゃ分からない!ということでいただきまーす!

パクッとおだんごをひとくち・・・・・・甘くておいしい!
本葛を使ったみたらしなのでとろとろです♪
そうして油断をしているとあとから・・・・・・か、辛い!!!
喉のあたりがピリピリします!でもそれがクセになっておいしいんですよね☆

井山さんありがとうございました。

だんごや萌音 松江店

松江市北堀町333  TEL 0852-32-0288
営業時間 10:00 ~ 18:00  定休日 毎週火曜日

 

松江の面白い話が聞けて、おだんごもたくさん食べれて心もお腹も大満足でした☆彡

 

むすぶらり「だんごでハシゴ~松江だんご屋さん食べ歩き~」
祝日の10時と13時30分から実施しています。

詳しくは 松江おちらとあるき観光案内所 TEL 0852-26-2011 まで

 

 

 

 

◆◇◆◇◆ 足立美術館 ◆◇◆◇◆

こっち&真咲 郁で
安来市にある足立美術館に行ってきましたー♪

どんな芸術に出会えるのかワクワクしながら、いざ足立美術館へッ!!

 

館内をご案内してくださるのは 学芸員 入江裕子さん

もう入口に立っただけでも芸術の香りが漂ってきますね~☆

 

まずは展示室を案内していただきました。
展示室は小展示室大展示室横山大観特別展示室の3つで、
足立美術館では横山大観をはじめとする
近代日本画壇の巨匠たちの作品を観ることができるんですよ。


≪小展示室≫

巨匠の原点 -青春期と円熟期-
と題した展覧会が行われており、7人の近代日本画家たちの
若かりし頃の作品と円熟に達してからの作品が並べて展示されていました。

こちらは横山大観の【若かりし頃の作品】

「無我」
足立美術館(島根県安来市)所蔵

水墨画で描かれている作品ですが、よく見ると子どもの肌や
足元のすみれの花には色がつけられています。
まだあどけない子どもと力強くまっすぐ伸びる猫柳、新たに芽吹いたすみれの花。
若かりし日の大観はそこに何を込めたのでしょうか?

 

こちらは横山大観の【円熟に達してからの作品】

「霊峰夏不二」
足立美術館(島根県安来市)所蔵

雲からのぞく富士山がとても雄大に描かれています。
水墨画で雲の濃淡がとても細かく描かれていて、どこまでも
続いていくような奥行きが感じられます。


皆さんの目にはどう映ったでしょうか?
それぞれの作家の画風が年を重ね、何によってどのように変化したのか
そんな背景を創造しながら観るのも面白いですよ。

 

≪大展示室≫

日本画トップアーティスト7
人気作家7名の代表作を一挙公開!

足立美術館が誇る総数1500点の作品の中から
7人の巨匠の選りすぐりの名作が展示されていました。 

 

  

橋本関雪 「唐犬図」 
足立美術館(島根県安来市)所蔵

大きな屏風に描かれた2枚の絵ですが、一対の絵になっています。
2枚の絵を並べて見ると犬の足の位置、頭の高さが水平になるように描かれています。
1枚ずつ見ても2頭の犬の腰かの曲線やボタンの花と犬の曲線が平行に描かれていて
シンプルな中にも整った美しさが感じられます。

なにより近くで見ると犬の毛並みや質感がとても忠実に描かれている!!
近くで見るともっともっと新しい発見がありますよ。

 

上村松園 「娘深雪」
足立美術館(島根県安来市)所蔵

近代日本画家では珍しい女性作家の作品。
女性ならではの極め細やかさが感じられます。
若い乙女のやわらかな表情や、髪の生え際の産毛や着物の柄まで
近くで見れば見るほど繊細に描かれています。


この他にも真咲やこっちでも知っている有名な作品が数多く並んでましたよー♪
これだけ有名な作品が一挙に見られるのは、
たくさんの作品をコレクションしている足立美術館ならではの展示ではないでしょーか。

 

≪横山大観展示室≫

横山大観名品選
足立美術館が所蔵する横山大観の作品120点の中から
初期から晩年にかけての作品15点が展示されていました。

長寿の画家として知られる横山大観の作品は人物画、風景画、花鳥画など描くものも
本当にさまざまで、描き方も水墨画から色鮮やかなものまで本当に幅広い。
並んでる絵画全てを同じ人物が描いているとは思えないというのが第一印象。
 

 

横山大観 「壽」
足立美術館(島根県安来市)所蔵

中でも特に目を引いたのがこの作品。とても不思議な印象を受けませんか?
一見完成された風景画のようですが、中央になぜか鳥のような絵が・・・。
よく見ると中央に松、その根元に竹、そして右隣には梅
そして4羽の鶴が象形文字風に「壽」という文字を描き出しています。

なんとこの絵、横山大観が80才を過ぎて描いたもの。
いつまでも新しいことに挑戦し続けた大観のユーモア溢れる作品なのかもしれませんね☆

 

大観は長寿の作家ということで若い時から晩年になるまでサインの形が変わっているそうですよ。

  

右から左に行くに連れてだんだん味が出てきてる気がしませんか。
サインから、作品が描かれた年代を推測してみるのも面白そうですよね♪

 

 

もうこれだけでも見ごたえ十分なのにまだまだたくさんの作品が展示されてるんですよ~。
大人が子ども向けに描いた童画
絵本の挿絵のようなかわいい作品がたくさん展示してありました。
その他にも陶芸工芸木彫作品が数多く展示されてますよ♪

 

そして足立美術館では開館40周年を迎えたのを機に
2010年新館がオープンしたそうです!!

新館では現代日本画が展示されていて、新館がオープンしたことにより
近代から現代に至る日本画の流れが楽しめるようになったそうです☆

 

 

素晴らしい作品に心奪われていると、ある方が出迎えてくれました・・・

足立美術館創設者の足立全康さんの像。
真咲も足立さんのように立派な人間になれるよう同じポーズをとってみました(笑)

んッ、真咲の後ろに見えるあの石碑は・・・

そーでした!足立美術館といえば忘れちゃいけないのが日本庭園!!
米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が全国900カ所以上の
名所旧跡を対象に実施した「2012年の日本庭園ランキング」において
なんとッ、「10年連続庭園日本一」に選ばれている庭園なのですッ。

 

ではさっそく、日本庭園をお見せしましょう★

「枯山水庭」
どこを見渡してもどこまで続く美しい庭。
庭だけじゃなく、後ろの山々までもが庭の一部のように溶け合って
思わずため息が漏れるほどの美しさ。
中央の立石は険しい山をイメージしていて、そこから流れる滝水がやがて大河となる
雄大な趣を表現しているそうです。
石やつつじの刈り込みなど全てに意味があるんですね~。
 

 

大きな窓から眺める庭園は全てを包み、
ボーっと眺めている真咲でさえ景色に取り込んでしまうんですねww

 

「池庭」
池に反射する空も絵になりますね~。
池には100匹の鯉がいて、景色に奥行きを出すために池は深めにしてあるんですよ。 

 

「苔庭」
美しい苔の緑と、白砂のコントラストがとてもキレイで雅な庭園です。

 

「白砂青松庭」
横山大観の名作「白砂青松」をイメージして造られた庭園なんだそうです。
小さな滝が流れ、自然の音に耳を傾けながら景色を眺めていると
心が洗われるように穏やかな気持ちになります・・・
 

 

こんなに景色がいいと、写真を撮っても絵になりますね~☆
いつもよりキレイに見えませんか?(笑)
私たちの右後ろに見えている滝、実は「亀鶴の滝」という人工の滝なんですよ。
横山大観の『那智乃瀧』という作品をモチーフに造られたもので、
滝口から勢いよく流れ落ちる水の躍動感が、雄大な景色に適度な緊張をあたえています。

 

 ピンクの小さな椿のつぼみがししおどしに色を添えていてキレイですね~。
もう何時間も眺めていられるほどすぅーごくきれいな庭園でした☆

 

と、おもしろいものを発見!!

 生・・・・・?掛軸の生ってどーゆーことだろ・・・・??

 

こーゆーことか!!
これ、写真でもなんでもないんです。向こう側の景色が掛軸のように見えているんです。
「庭園もまた一幅の絵画である」
という考えをもとに、窓をそのまま額縁に見立てた“生の額縁”など
四季折々の庭園を芸術作品として楽しむことができるんです。

 

こんな素敵な景色を見ながら、ホッと一息つけたらなとおもったあなた!
足立美術館ではお茶を飲みながら景色を満喫できるんです。

喫茶室『翠』

枯山水庭を眺めながら優雅な時間が過ごせますよ♪

 

喫茶室『大観』

池庭に囲まれた喫茶室。水面に映る陽光や、優雅に泳ぐ鯉を見ながらくつろげます♪

 

茶室『寿楽庵』

ここからしか見られない庭園の生の掛軸を眺めながら、抹茶と和菓子いただくことができまーす♪

 

茶室『寿立庵』

庭の中を歩けるのはここだけ!石畳を歩いて進んで行くと・・・

 

なんとも趣があるお茶室が~。
ここまで来たら私たちも優雅で贅沢な時間を味わいたいじゃないですか!

 

とゆーことで、みなさんの代わりに味わってきました。

   

もう取材そっちのけでくつろぎまくるこっち&真咲・・・・・・笑
本館から少し離れた場所にあるせいか、とても静かで穏やかに時間が流れているようでした。
この寿立庵さんではお茶室から庭に出てみることもできるんですよ♪

 

楽しい思い出ができたら、せっかくなら記念に思い出を持ち帰りたいですよね☆
館内にはグッズが買えるミュージアムショップもありまよ。

  

  

ポストカードや色紙、Tシャツやハンカチなど色々なグッズがありますよ~。
みなさんもお気に入りの思い出のグッズを探してみてくださいね♪

館内をご案内してくださった入江さん、ありがとうございましたー。  


 

 

安来市の足立美術館をご案内していただきましたが、
本当にお伝えしきれないほど魅力いっぱいでした!!
足立美術館は四季折々、庭園の景色も楽しめますし
作品の展示も春夏秋冬で変わるそうなのでいつ行っても楽しめますよ。
みなさんも名園と名画が奏でるゆるやかな時間を、ゆっくりとくつろぎに行ってみてください♪

 

 

冬になると家にこもりがちになりますが、
島根には冬でも楽しめるスポットやイベントが満載ですよ~☆
春を待つのではなく、みんなで春を迎えに行きましょう!!
来週のしまねGO!LAND!!もお楽しみに~

 

♪ 今週のソングリスト ♪
Week! / Do As Infinity
甘い恋人 -for the movie- / 根岸崇一 SONG BY カジヒデキ
強くなる人 / 山崎あおい
Die Young / KE$HA
花 / ソナーポケット