エフエム山陰 防犯キャンペーン 2008

島根県警察本部　平成20年度を振り返って

2009/03/20 05:30 投稿者：加藤さゆり

　島根県警察本部の本年度の大きな目標は、
県民とともにある力強い警察
　　〜日本一治安の良い「しまね」を目指して〜
県民が安全で安心して暮らせる地域社会を実現するために、
犯罪や事故への対応を強化し、県民の皆さんと連携して、
地域に密着した活動を推進する事が重要と考え取り組んできました。

取り組みの結果、「刑法犯」の認知件数は前年に比べ減少。
戦後最も少ない数値で、全国でも最小の数値となりました。
「犯罪発生率」は、全国で7番目に低い値でした。
しかしその内容を見ると・・・
”自転車盗難””器物損壊””車上ねらい”
などの犯罪が県民の身近で多く発生しています。

　また、島根県警察本部では去年一年間組織をあげて、
県民総ぐるみの「鍵かけ運動」を推進してきました。
防犯ボランティア団体の皆さんのご協力もあり、
大きな成果をあげることができました。
特に”自動車盗難””オートバイ盗””自転車盗”の乗り物盗
が約20％減少。
キーをつけたまま離れない！という鍵かけが浸透した事で、
犯罪の発生が減少したようです。
しかし、住宅を対象とする”侵入窃盗”は増加
被害に遭った時、約9割が無施錠で、
無施錠率全国ワースト1位という結果でした。
改めて「鍵かけ」をお願いします！

　”振り込め詐欺”の被害はどうだったのでしょう。
前年に比べて、被害件数、被害額とも、大幅に増加
ATMによる送金以外に「エクスパック」などによる「郵送型」
自宅を直接訪れる「訪問型」が発生しています。

【安全で安心なまちづくり】実現のために、
鍵かけ意識
振り込め詐欺の撲滅
に向けた取り組みを、これからも県民総ぐるみで展開いきます。